第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

教育部門[Education]

日付 2024年3月8日
開始時刻 11:15
会場名 411
講演番号 C2
発表題目 地域の固有種にみる森林環境教育の可能性-対馬市と日南町の政策から-
Possibility of forest environmental education on local endemic species: Based on the policies of Tsushima and Nichinan
所属 日本大学
要旨本文 長崎県対馬市には代表的な固有種にツシマヤマネコが生息し,鳥取県日南町にはオオサンショウウオがいる。その固有種の教育・普及活動は地域で展開されているものの,固有種の生息環境と深いかかわりのある森林環境教育との連携が見えてこない。そこで,本研究の目的は,対馬市と日南町の施策から,固有種と森林への取組み方について明らかにし,固有種を活用した森林環境教育の可能性について検討することである。方法は行政が公開している総合計画,環境基本計画,森林整備計画等を用いた。その結果,対馬市では,児童を対象に森林体験・学習が行われていたが,林業従事者の育成が主となっていた。それとは別に,ヤマネコの食資源となるげっ歯類を増やすための森づくりが行われていた。つまり,林業と固有種に関することが別々に行われていることが明らかとなった。日南町でも,オオサンショウウオの生息環境の保全のために森林整備の重要性は触れられていたものの,森林環境教育とのつながりはみられなかった。対馬市では森・川・里・海・まちを総合的に学ぶ教育が展開されはじめた。固有種をシンボルとした森林環境教育の展開は可能と考える。
著者氏名 ○杉浦克明1 ・ 園原和夏1 ・ 安達湧吾2 ・ 關正貴1
著者所属 1日本大学生物資源科学部 ・ 2日本大学大学院生物資源科学研究科
キーワード 森林環境教育, 政策, 固有種, 日南町, 対馬市
Key word foerst and environmental education, policy, endemic species, Nininan town, Tsushima city