日本森林学会の概要

日本森林学会は、1914(大正3)年に創立された、森林・林業を総合的に扱う日本で唯一の学会です。環境の維持増進と林産物の供給などの森林の価値や機能に関する研究の発展に努め、国民ひいては人類の生活・文化の向上に貢献しています。

日本森林学会は現在、3,000名弱の正会員、機関会員、賛助会員、および準会員を有しています。事務局を東京に置き、北海道から九州までの関連6学会と連携し、毎年、学術大会を開催しています。学術大会では、研究発表、研究会、シンポジウム、見学会などを実施しています。

日本森林学会沿革

1914年林学会結成
1919年林学士会、林友会、札幌林学会、盛岡林学会等で発行していた会誌を統合し、「林学会雑誌」を創刊。 以降、全国大会を原則として年1回開催
1934年会名を「林学会」から「日本林学会」に改称。誌名を「日本林学会誌」に改称
1937年「日本林学会大会講演集」創刊
1948年会の組織を純学術団体として刷新。会員資格を林学の向上、林業の発展を志す者すべてとし、門戸を開放
1983年初の市民向け公開シンポジウム「21世紀に向けての森林・林業」を開催。
1991年会報「森林科学」創刊
1996年英文誌「Journal of Forest Research」創刊。「日本林学会誌」、「森林科学」を大幅に刷新
1997年ホームページ開設
1999年「日本林学会大会学術講演集」創刊
2005年会名を「日本林学会」から「日本森林学会」に改称
2011年一般社団法人日本森林学会となる

目的と事業

日本森林学会は、森林学と林業に関する研究成果の公表、知識の交換、国内外の関連学会との連携協力等を行うことにより、森林学の進歩と普及を図り、学術の振興と社会の発展に寄与・貢献することを目的としています。この目的を達成するために以下の事業を行います。

  1. 学術大会及び学術講演会等の開催
  2. 学会誌及び学術図書の刊行
  3. 森林学・林業に関する調査研究
  4. 関連学会等との連携及び協力並びに社会連携の推進
  5. 研究業績の表彰
  6. その他、この学会の目的を達成するために必要な事業

これらの事業は、日本全国において行うとともに、海外との学術交流を通じて行います。

研究領域

日本森林学会が対象とする研究領域には、森林の動植物や微生物の分類・生態・生理・遺伝および森林の水や土に関する基礎科学はもとより、森林の水源かん養や山地災害防止、森林の更新や保育、森林生物の保護管理、森林資源の解析、林業の経営や政策、森林風致、林業機械や森林作業、特用林産の研究など広範かつ多彩な応用科学の分野が含まれています。