森林科学 No.104 (2025年6月)
【目次】
特集 クマも色々―地域のクマ事情と研究の現在地―
巻頭言 クマも色々-地域のクマ事情と研究の現在地-/根本 唯
世界自然遺産・知床に棲むヒグマ─世界有数の高密度生息地が抱える課題─/下鶴 倫人
占冠村におけるヒグマ調査と野生鳥獣専門員の重要性/伊藤 哲治
生態系の中でクマが果たす役割:生態的役割に基づいたクマの管理に向けて/富田 幹次
ツキノワグマの食べ物としての肉─死肉食と捕食の視点から─/稲垣 亜希乃
福島県におけるツキノワグマの現状/壁谷 昌彦
ツキノワグマが生息する世界で最も小さい島での保全活動─四国の生息状況と保全に向けた地域の人々との関係づくり─/山田 孝樹
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シリーズ
「林業遺産紀行」100年を超える気象観測の記録原簿および積雪観測用地下道-森林総合研究所十日町試験地-/竹内 由香里
「現場の要請を受けての研究」早生樹コウヨウザン-広島県における取組み-/涌嶋 智
「森をはかる」熱帯林における肥大成長と木部成熟の関係解明/根津 郁実
コラム
「職場紹介~北から」ほっかいどうの希望をかたちに!/前川 洋平
「職場紹介~南から」林業が憧れの職業ナンバーワンになるために-林業普及としての人材育成支援-/木下 能成
「森の休憩室Ⅱ 樹とともに」木材防腐剤/二階堂 太郎
研究トピックス
中等教育連携推進企画日本森林学会大会 第12回高校生ポスター発表報告/太田 祐子・佐橋 憲生