学会企画

第135回大会における学会企画

東京農業大学で開催される第135回日本森林学会大会では、学会本部が中心となって以下の8つのイベントを開催いたします。

学会企画1.若手雇用問題についての情報交換

コーディネータ:
 久保田多余子(ダイバーシティ推進担当理事,森林総合研究所)
 長谷川陽一(同主事,森林総合研究所)
 日本森林学会ダイバーシティ推進委員会

日時・会場:2024年3月8日(金) 12:00~13:30、331講義室
※ 対面開催/ライブ配信なし/オンデマンド配信なし

主催: 日本森林学会ダイバーシティ推進委員会
後援:男女共同参画学協会連絡会

科学技術分野の120の学協会からなる男女共同参画学協会連絡会は,2020-2021年に大規模アンケートを実施し,2022年10月に約2万件の回答の集計結果を公表しました。この結果から,大学院重点化の頃に学位を取得した10年前の若手(就職氷河期世代の現在41-53歳)が年齢制限などで多くの支援から外れ,取り残されている現状が明らかになりました。本企画では,この問題に詳しい先生をゲストにお迎えして最新情報について学ぶとともに,ポスドク経験者と採用側から話題提供をしていただき,キャリアに不安を持つ若手およびポスドク研究者をエンカレッジする会にもしたいと考えています。お弁当を食べながら気楽に情報交換しませんか?

★参加申込不要・参加費無料
お弁当&お茶(500円)のみ要予約(2月25日(日)締切) 右のQRコードから

プログラム

12:00 開会挨拶/趣旨説明 久保田多余子(森林総合研究所)

-特別講演-

12:05 「若手・氷河期世代研究者の待遇改善が研究力強化につながる ―科学技術系研究者の雇用に関する調査結果から―」
      志牟田美佐(東京慈恵会医科大学)

-話題提供-

12:30 「11年間に6つの研究室のポスドクをして考えたこと」
      長谷川陽一(森林総合研究所)
12:40 「ライフイベントとキャリア形成の間で考えたこと」
      木村恵(秋田県立大学)
12:50 「研究職をめざす皆さんへ-森林総合研究所の採用について-」
      坪山良夫(森林研究・整備機構)
13:00 「近年の大学における教員採用の傾向と問題」
      山本 信次(岩手大学)
13:10 パネルディスカッション
13:30 閉会

問い合せ先 

ダイバーシティ推進委員会(diversitypromotion@forestry.jp)

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学会企画2.ネイチャーポジティブを目指す今,造林学・森林生態学は社会にどのように貢献できるのか

コーディネータ:
 正木隆(副会長,森林総合研究所)

日時・会場:2024年3月8日(金)14:45~16:00、331講義室
※ 対面開催/ライブ配信なし/オンデマンド配信なし

今,生物多様性の保全にとどまらず,その回復を目指す動きが加速している。背景には生物多様性の劣化が止まらないという現状があり,そのトレンドを反転させるべく,2022年12月の昆明・モントリオール生物多様性枠組み,それを受けて生物多様性国家戦略2023-2030が策定され,また,主要7カ国首脳会議では2021年「2030年自然協約(ネイチャーポジティブな経済の促進)」,2023年「ネイチャーポジティブ経済アライアンス」が合意された。今後,幅広い分野で,生物多様性の回復やネイチャーポジティブを志向した取組が求められていくであろう。森林・林業の分野も,この世界的な潮流と無縁でいることはできない。

この状況のもと民間では,造林や森林生態の知識・経験があり「多様性のある森づくり」に貢献できる若手・中堅人材のニーズが高まっていると伝え聞く。そこで,この集会では以下の2名の方から話題提供をいただき,今,社会はどのような人材に関心があるのか,学会はどのような人材を育成することが求められているのか,について議論を深めたい。。

話題提供

  • 一般社団法人more trees 事務局長 水谷伸吉氏
  • 大成建設株式会社 自然共生技術部 鈴木菜々子氏

学会企画3.シンポジウム「求む!森林科学の卒業生:こんな業界からも期待されています」

コーディネータ:
 小山泰弘(国内研究機関連携担当理事)
 井上真理子(企画担当理事)
 杉浦克明(企画担当主事)

日時・会場:2024年3月8日(金)16:30~18:00、331講義室
※ 対面開催/オンラインなし/オンデマンド配信あり

昨年の学会企画「地方公設林業試験場とは何か? 求む地域や大学との関わり」に続き,森林科学の人材が活躍するさまざまな業種から話題提供を行い,森林科学の広がりや現場との接点を探ります。特に今回のシンポジウムでは,本学会があまり意識してこなかった分野に焦点を当て,森林科学への期待を語っていただき,会場の皆様との意見交換を進めたいと思います。

話題提供(発表順は調整中)

  • 学校教育の現場から(樹木に囲まれた学校からの期待)
    青柳圭子(成城学園中等学校高等学校)
  • 博物館活動の現場から(自然系ではない学芸員の世界からの期待)
    稲村隆(我孫子市教育委員会・我孫子市立白樺文学館)
  • マスメディアの現場から(林業系雑誌編集者からの期待)
    仮家晋一郎(全国林業改良普及協会 編集制作部)
  • 市町村職員として(総合的に地域を見る市町村職員としての期待)
    鈴木春彦(豊田市役所)

パネルディスカッション

  • フロアを交えた話題提供者との意見交換

学会企画4.帰国留学生会員およびアジアの林学会とのネットワークフォーラム

コーディネータ:
 大久保達弘(国際交流担当理事,宇都宮大学)
 大田真彦(長崎大学)

交流会:2024年3月9日(土) 17:00-18:00、341教室 ※対面開催/オンライン配信
ポスター発表:ポスター会場(1号館5階) ※大会期間中掲示/オンデマンド

日本森林学会には,多数の留学生が学生会員として所属し,発表を行なっている。しかし,会費負担等の関係から,帰国後は本学会を退会し,関係が疎遠になる場合が多い。

本企画では,今年から再開される対面開催にオンラインを加えたハイブリッド形式のメリットを生かし,すでに本国に帰国した元留学生会員への学会参加・発表機会を提供する。目的としては,学位取得後の研究フォローアップ,学会発表実績の提供および帰国留学生会員同士や日本人会員との国際共同研究の萌芽形成を想定している。

参加者から事前に提出されたポスター発表を,学会の全日程,大会会場と非同期(オンデマンド)形式で公開する。これに加え,本企画では,対面とオンラインのハイブリッド形式で交流会を行い,参加者同士が直接やりとりできる機会を提供し,今後の交流に向けた意見交換を予定している。

また,アジア各国の林学会(韓国,中国)からの活動内容の紹介も含む予定である。現在日本の大学に所属している留学生会員や日本人会員にも,積極的に参加して頂きたい。

ハイブリッド形式の交流会への参加は,必要事項(参加者氏名・身分・所属先・メールアドレス)を,期日(3月8日)までに担当者(大田真彦(Ota Masahiko))あて(masahikoota@nagasaki-u.ac.jp)までお送りください。こちらからオンラインアドレス(ZOOM)をお送りいたします。

【JFS Event 4】Online Reunion of Ex-Overseas Student Members and International Networking Forum among Forest Societies in Asia

Coordinator: OHKUBO Tatsuhiro (Director of International Exchange, JFS, Utsunomiya University), OTA Masahiko (Nagasaki University)

Networking Meeting: March 9 (Sat) 2024, 5:00 PM – 6:00 PM (GMT+9) (the time is subject to change)
Poster Presentations: All days through on-site and an asynchronous (on-demand) format

Aim of this event

There are many active international student members in The Japan Forest Society. However, due to the burden of membership fees and other factors, many of them withdraw from the Society after returning to their home countries, and the relationship with the Society often becomes estranged. The purpose of this project is to provide an opportunity for former international students who have already returned to their home countries to participate in the conference and make presentations, using online methods. The purpose of this event is to follow up their research after obtaining their degrees, to provide them with an opportunity to present their research at academic conferences, and to form the seeds of international joint research among former international student members and with Japanese members.

The poster presentations submitted in advance by the participants will be opened to the public on site and an asynchronous (on-demand) format during the entire meeting. In addition to this, we plan to hold an exchange meeting in a hybrid format (on-site and synchronous (real-time) online) to provide an opportunity for participants to communicate directly with each other and exchange opinions for future exchanges. And also we plan to include an introduction of activities from forestry societies in Asian countries (South Korea and China). We hope that international and Japanese members who currently belong to Japanese universities will actively participate in the meeting.
If you would like to participate in the networking meeting in a synchronous (real-time) online format, please send the required information (participant’s name, status, affiliation, and e-mail address) to Dr. Ota Masahiko (masahikoota@nagasaki-u.ac.jp) by the deadline (March 8 (Fri), 2024). We will send you the web meeting (Zoom) address.

ポスター発表 Poster Presentations

学会企画5.第11回高校生ポスター発表表彰式および高校生対象の大学ツアー

コーディネータ:
  太田祐子(中等教育連携推進担当理事,日本大学)
  園原和夏(中等教育連携推進担当主事,日本大学)
  上原 巌(大会運営高校生ポスター発表担当,東京農業大学)

日時 ・会場:2024年3月10日(日)14:15~16:15、533講義室
※ 対面開催/ライブ配信なし/オンデマンド配信なし

高校生ポスター賞受賞校の発表と表彰式を行います。申し込みは不要です。

表彰式終了後に希望者を対象に「高校生対象の大学ツアー」を実施します。 大学生が研究室や研究施設などを案内します。希望者は以下のQRコードよりお申し込みください。

ツアーの申込はこちらから→
https://forms.gle/m2uctycRZk77GnCx7

表彰式および大学ツアーのスケジュール

14:15~15:15 表彰式(森林学会会長からの総評)
15:15~16:15 高校生対象の大学ツアー(オプション)希望者のみ

第11回   高校生ポスター発表学校名・発表題目

3月10日(日)14: 00より会場で表彰式を行いますので、参加校の生徒の皆さんはぜひご参加ください。また、表彰式の後に特別企画「高校生対象の大学ツアー」 (希望者のみ、事前申込み)も実施します。

発表番号 学校名 発表題目
KP-01 北海追帯広農業高等学校 帯広農業高校学校林の再造林の取リ祖み
KP-02 作新学院高等学校 社寺林の機能と役割について
KP-03 太田市立太田高等学校 クビアカツヤカミキリ被害の抑制を目指した活動
KP-04 群馬県立利根実業高等学校 ソバ殻と三番粉を活用したキノコの栽培実験
KP-05 群馬県立尾瀬高等学校 群馬県武尊山周辺のニホンジカモニタリング調査
KP-06 群馬県立尾瀬高等学校 群馬県武尊山の登山追調査
KP-07 東京農業大学第三高等学校 落葉を農業に活用しよう~環境にやさしいのは落葉床?バイオチャー?~
KP-08 東京農業大学第三高等学校 森林へのバイオチャー散布がシイの発芽に与える影誓
KP-09 二松学舎大学附属柏高等学校 近隣自然環境と学校敷地のはざまで生息する野鳥の生態調査
KP-10 お茶の水女子大学附属高等学校 文京区千駄木ふれあいの杜の土壌・植生調査
KP-11 東京都立科学技術高等学校 サンブスギ林地残材のバイオマス利用と森林活用に関する研究
KP-12 東京都立科学技術高等学校 化学肥料を減らすぞ!!~植物のアレロパシーによる成長の促進作用~
KP-13 中央大学附属高等学校 高尾山におけるムササビの分布調査とGIS分析
KP-14 神奈川学園中学高等学校 土壌とどんぐりの生育について
KP-15 福井県立若狭高等学校 発電菌についての調査
KP-16 福井県立若狭高等学校 地元の植物で香リの研究
KP-17 岐阜県立郡上高等学校 クヌギ育苗に適した容器の容量と根鉢の高さの検討
KP-18 浜松学芸中学校・高等学校 カメムシ類とモチツツジとの関わり ~カメムシ付着数調査を通して~
KP-19 浜松学芸中学校・高等学校 イノシシがスダジイ堅果を食べ尽くす ~野生動物による堅果持ち去リ速度~
KP-20 京都府立北桑田高等学校 未然倒木林の活用から広がる未来
KP-21 京都府立莵道高等学校 学校林の哺乳類はどこを歩いているのか
KP-22 岡山県立津山高等学校 バイオマス灰の有効利用に向けた成分分析
KP-23 高知県立高知農業高等学校 UAVによる樹高情報と繊維製巻尺による実測価との整合
KP-24 高知県立高知農業高等学校 地理情報システムを利用した演習林基本図による齢級階別面積の算出
KP-25 熊本県立矢部高等学校 「林業のちから×ふくしの心」~木づかいですべての人に健康と福祉を~
kP-26 熊本県立八代高等学校 深層学習モデルを用いた樹木の幹画像によるケヤキの判別
KP-27 熊本県立南稜高等学校 「緑の流域治水」構想に基づく人吉・球磨地域における森林の保水力の評価
KP-28 熊本県立南稜高等学校 『がんばろう!人吉・球磨』森林資源の循環的活用で目指す地域復興
KP-29 沖縄県立開邦高等学校 沖縄県の主要の樹木の防火機能の効果性に関する研究

国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」助成事業/大日本山林会協賛  中等教育連携推進委員会

学会企画6.日林誌のウラガワ

コーディネータ:
  長池卓男(日林誌担当理事,山梨県森林総合研究所)

日時 ・会場:2024年3月10日(日)15:15〜16:15、443講義室
※ 対面開催/ライブ配信なし/オンデマンド配信なし

104巻6号(2022年12月)からオンラインジャーナルとなり,毎月発行している日林誌。皆さんの研究成果は,投稿から査読,公開,そして広報へと,多くの方の目や手を通じて流れていきます。投稿や査読に関してのTIPSやお願い,日林誌の魅力と課題などをお話しします。

話題提供

司会: 長池卓男

  • 「私から見える日林誌」長池卓男(日林誌編集委員長)
  • 「編集委員長補佐から見た日林誌」町田庸子(日林誌編集委員長補佐)

学会企画7.森林科学を学んだらどんな仕事があるのか Part2

コーディネータ:
 黒田慶子(学協会・社会連携担当理事,神戸市)
 泉 桂子(同,岩手県立大学)

日時 ・会場:2024年3月11日(月)12:00~13:00、313講義室
※ ランチョンミーティングとして実施,昼食持ち込み自由
※ 対面開催/ライブ配信なし/オンデマンド配信なし

これまで「若年層に魅力的な学会とは」という観点で,学生向けの企画として進路に関する情報提供をしてきた。研究者として走りつづける人のみだけでなく森林科学で学んだ知識や技能を活かした働き方にはどんな選択肢があるのか知りたい,との声が聞かれた。本企画では森林科学に関連した業界に就職され,キャリアを積んでこられた方々の生の声を紹介する。

話題提供

  • 中村 幸一 東京都
  • 青山将英 山梨県(山梨県立農林大学校森林学科)
  • 小倉誠二郎 三井物産フォレスト株式会社(取締役・業務本部長)

学会企画8.森林・林業分野職業研究会

コーディネータ:
 泉 桂子(同,岩手県立大学)
 第135回日本森林学会大会運営委員会

日時 ・会場:2024年3月11日(月)13:00~15:00(16:00完全撤収)、331講義室
※ 事前申込不要・服装自由
※ 対面開催/ライブ配信なし/オンデマンド配信なし

森林科学を志す学部学生・大学院生・ポスドクが,将来この分野で活躍するために,就職の対象となる森林・林業分野の企業,関係団体,行政機関,国公立機関等の職業情報を提供する場を設定します。団体毎に企業名等を表示し,ブースを用意します。各ブースに集まった学生に対し,自由に職種の説明を行い,学生からの質問にも答えます。

参加企業・団体・自治体

ID 名称 採用予定人数
1 三井物産フォレスト株式会社 4~5名
2 東京都 11名
3 山梨県 15名程度
4 一般社団法人 日本森林技術協会 若干名
5 林野庁 3~4名
6 (株)エムシー緑化 1名
7 (株)中部森林技術コンサルタンツ 若干名
8 神奈川県 調整中
9 栃木県 10名程度
10 株式会社 江間忠ホールディングス 若干名
11 群馬県 令和5年度は6名程度
12 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 若干名
並び順は申込順です。

連絡先:泉桂子(学協会・社会連携担当理事)

ご連絡は右のQRコードからお願いいたします(https://forms.gle/Y1K7pTMYDoNUq7hc7)