第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
T5. 樹木根の成長と機能[Development and function of tree roots]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 14:45 |
| 会場名 | 202B |
| 講演番号 | T5-2 |
| 発表題目 | 曲げストレスがクロマツの幹及び根の肥大成長に及ぼす影響 The effects of bending stress on trunk and root radial growth of Pinus thunbergii |
| 所属 | 森林研究・整備機構 森林総合研究所 |
| 要旨本文 | 樹木は日常的に風などの外力を受けながら成長しており、これらの外力に適応するために幹や根の二次成長を促進し、構造的強度を高めることが知られている。しかし、従来の知見の多くは根の破壊を伴う調査に基づいており、外力として加わる荷重と樹木が実際に受けた力の大きさ、さらに根の肥大特性との関係やその時間変化については十分に解明されていない。そこで本研究では、外力が幹および根の肥大成長に及ぼす影響を非破壊的に評価し、肥大成長の時間的変化を明らかにすることを目的とした。苗畑に生育する9年生のクロマツに対して人為的に曲げストレスを付与し、幹と根の肥大成長をデンドロメーターおよび光ファイバを用いて連続的に計測した。曲げストレスは6月中旬から7月下旬に6回または8月下旬から9月上旬に3回実施した。曲げストレス付与中の幹の傾きの変化は約3-5度で、その際の荷重及び幹地際付近のひずみを計測した。1回の曲げストレスは1分間とし、同日に各個体で3セット行った。その結果、曲げストレスを与えた個体では幹と根の双方で肥大成長の増加が確認された。本発表では、幹と根の応答に見られた類似点と相違点について報告する。 |
| 著者氏名 | ○藤田早紀1 ・ 宮下彩奈2 ・ 野口宏典1 |
| 著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林防災研究領域 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林災害・被害研究拠点 |
| キーワード | 海岸林, 光ファイバ, デンドロメーター |
| Key word | Coastal forest, Optical fiber, Dendrometer |