第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
T4. 総合学・原論としての森林科学[Pursuing Forest Arts and Sciences as Comprehensive Studies]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 16:30 |
| 会場名 | Leo Esaki メインホール |
| 講演番号 | T4-8 |
| 発表題目 | 森林の風土と文化の調和-日本の木竹草の共生を中心に- Harmony between Natural Forest Features and Culture |
| 所属 | 北九州市立大学 |
| 要旨本文 | 日本の風土は、独特の森林とともにあり、暮らす人々は森林との関係を結んできた。人間的要素の加わった森林と、森林的要素の加わった人間とが影響し合い、様々な文化を形成してきた。文化の研究では、場合によっては森林や人間的要素の枠組みを定義せず、どのような森林的要素に対して、何の文化が発見でき、どう説明できるのかを問うことも重要と考えられる。一本の樹木でも、その文化が森林的要素から説明できれば、森林の文化的機能を有しているため、森林の機能を、森林・樹木の多面的機能とみることにも文化理解を広げる可能性があるだろう。本研究では、森林的要素として日本における木、竹、草の共生と適材適所の利用に着目し、木の文化、竹の文化、草の文化の調和とすみ分けを考察する。例えば、伝統家屋の内外各所には、木、竹、草が使われており、木の文化とするのが主流だが、竹の文化、草の文化、さらに紙の文化を含めても日本人の特性をよく説明できる。また竹細工と藁細工、木材の集成材と竹材の集成材、木炭と竹炭など、利用してきた資源に依拠しつつ、状況に応じて利点のある方が選択され、風土と文化の調和をみせている。 |
| 著者氏名 | ○岩松文代 |
| 著者所属 | 北九州市立大学文学部 |
| キーワード | 風土, 木の文化, 竹文化, 日本文化, 調和 |
| Key word | Natural Features, Wood Culture, Bamboo Culture, Japanese Culture, Harmony |