第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

T2. 森林環境の持つ保健休養機能の基礎的研究と応用研究 -森林+αの可能性-[Basic and applied research into the health and recreational functions of forest environments -The potential of forests and more-]

日付 2026年3月17日
開始時刻 9:30
会場名 202A
講演番号 T2-3
発表題目 内的作業モデルの対象としての風景(第2報)
Landscape as an object of internal working models (2nd report)
所属 大阪公立大学
要旨本文 背景・目的;ボウルビィの愛着の発達段階の第4段階である内的作業モデルは、暗い気持ちの時などに自分の大切な人(幼児なら愛着の対象者)を思い出し心の安定を図るものである。第135回の報告において人物ではなく風景が内的作業モデルの対象(以下、当対象と略記)となった事例を紹介した。本報告では、そのような事例の存在頻度およびその内容、特に山林等緑系の自然の風景が含まれるのかどうかを検討した。方法;発表者の担当する発達心理学等の授業で内的作業モデルの説明後、当対象の有無およびその体験等を質問紙で尋ねた。対象者は、専門学校生・大学生174名(M=20.2歳、SD=4.6歳)で、182件の回答を得た。回答された当対象を、分類1;1自然、2自然+人工または対人相互作用、3人工または対人相互作用に分類し、1、2に分類されたものについては、さらに分類2;Aその風景を思い出すのみ(純粋当対象)、Bその風景の写真を見る(準当対象)、C写真を見たり当該場所へ実際に行く(対象外)と分類した。結果;当対象ありは36%(人数)であったが、自然の風景で純粋に内的作業モデルの対象と言える分類1・Aは6件(3%(件数))であった。その内訳は、山林緑系4件、天体系2件であった。
著者氏名 ○尾崎勝彦1 ・ 狩谷明美2 ・ 井上正雄1
著者所属 1大阪公立大学健康科学イノベーションセンター ・ 2大阪歯科大学看護学部
キーワード 風景, 内的作業モデル, 体験
Key word landscape, internal working model, experience