第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
T1. 生物多様性保全と森林管理[Biodiversity conservation and forest management]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 15:45 |
| 会場名 | 中ホール300 |
| 講演番号 | T1-5 |
| 発表題目 | 王子ホールディングスの保持林業への取り組み Retention Forestry Project by Oji Holdings Corporation |
| 所属 | 王子マネジメントオフィス株式会社 |
| 要旨本文 | ネイチャー・ポジティブ達成に向けて、企業には、事業の中で、自然に与えるマイナス影響を低減したり、プラス影響を与えるアクションを経済価値につなげることが求められている。王子ホールディングスは、国内外に約64万haの社有林を保有しており、そのおよそ七割を占める生産林において、森林認証を取得する等、長年持続可能な森林管理を営んできたが、さらなる環境配慮型の施業として、保持林業への試みを開始した。保持林業は、主伐時に、少量の広葉樹等を残し、高木を利用する鳥等の生物の生息場維持を目指す方法である。北海道内で10年以上に渡り実施された既往研究では、生物多様性へのプラス効果が示されているものの、国内での実施例は少ない。本取り組みは、トドマツ人工林を対象に実施するものであり、25年10月の伐採前後で、ドローン撮影による森林の状態変化や、鳥類の音声を調査する等、環境への効果を継続的に把握する計画である。さらに、伐採したトドマツ材については、林業と木材製品の高付加価値化に向け、活用を進めている。本発表では、取り組みの概要やこれまでに分かった事、今後の展望について報告する。 |
| 著者氏名 | ○豊島悠哉1 ・ 山本宏美1 ・ 津野雄一1 ・ 山_あかね1 ・ 齊藤基三郎1 ・ 河村和洋2 ・ 山中聡2 |
| 著者所属 | 1王子マネジメントオフィス株式会社王子の森活性化推進部 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所北海道支所 |
| キーワード | ネイチャー・ポジティブ, 生物多様性保全, サプライチェーンの価値化, 生産林 |
| Key word | Nature Positive, Biodiversity Conservation, Value Creation on Supply Chain, Production Forest |