第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
S8. 地域の森林を活かしたこれからの暮らし ―飛騨市における広葉樹のまちづくりを事例に考える―[Exploring Pathways for Living in Harmony with Local Forests: An Interdisciplinary Perspective from Hida’s Broadleaf Forest Strategy]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 9:00 |
| 会場名 | 101 |
| 講演番号 | S8-8 |
| 発表題目 | 飛騨市出身者を対象としたアンケート調査から聞こえてきたこと Hearing from Out-Migrants: Co-Creating Nature, Life, and Future in Hida City |
| 所属 | 農林水産省 農林水産政策研究所 |
| 要旨本文 | 人口減少や少子高齢化が進む中,地域の森林資源(自然資源)をいかに持続的に活かしていくかは,多くの地域に共通する課題である。これまでの森林・地域づくりの議論は,主に地域内の居住者や担い手を中心に展開されてきたが,地域を離れて暮らす出身者(他出子)の存在や意識は,必ずしも十分に捉えられてこなかった。 近年,地域外から多様な形で地域に関わる人々を「関係人口」と捉える考え方が2010年代後半頃から広まり,関係人口創出・拡大事業や地域おこし協力隊制度などを通じて,地域の潜在的な担い手を育成する動きが進んでいる。関係人口には,地域に地縁・血縁を有する者とそうでない者が含まれるが,前者のうち,当該地域に生まれ育ち,現在は親世帯を残して転出している子どもは「他出子(たしゅつし)」と呼ばれる。 本報告では,飛騨市出身者へのアンケート調査を手がかりに,地域を離れて暮らす人々が,故郷の森林や地域をどのように捉え暮らしの中に位置づけているのかを読み解く。地域との距離や時間の変化が,故郷の自然や暮らしへの認識にどのような影響を与えているのかを考察することで,出身地域の内外をつなぐ関係性の可能性について検討したい。 |
| 著者氏名 | ○法理樹里 |
| 著者所属 | 農林水産省 農林水産政策研究所 |
| キーワード | 他出子, 対話型ワークショップ, 地域シナリオ, 人間の福利 |
| Key word | out-migrants, dialogue-based workshop, community future scenario, human well-being |