第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

S8. 地域の森林を活かしたこれからの暮らし ―飛騨市における広葉樹のまちづくりを事例に考える―[Exploring Pathways for Living in Harmony with Local Forests: An Interdisciplinary Perspective from Hida’s Broadleaf Forest Strategy]

日付 2026年3月17日
開始時刻 9:00
会場名 101
講演番号 S8-3
発表題目 製材所が考える、木の文化と産業のあわい
The sawmill's perspective about the intersection of wood culture and industry
所属 株式会社やまかわ製材舎
要旨本文 広葉樹のまちづくりというプロジェクトの中で、飛騨市内の遊休製材所を再稼働させ、令和6年に法人化させたのが、株式会社やまかわ製材舎である。何かの代替産業としてではない、里山由来の天然生林を主体とした産業文化を形成していく上で、流通のエコシステム=アクターネットワークにおける重要な結節点が製材所であると捉えた。本報告では、産業のエコシステム全体の選択可能性を高めるという視点で、現在進行形の取り組みの構造を整理していく。加えて、二項対立的に捉えられがちである産業と文化について言及し、パネルディスカッションに繋げたい。自然資源や、それを利用するインフラが変容していく中で、所与の条件に合わせたモノづくり文化が広がっていくと、産業と文化の境目は溶けていき、より多様な創造性が発揮されていくのではないか。文化の担い手の主体が、暮らし・生業から産業へ移行していく可能性について展望してみたい。
著者氏名 ○及川幹
著者所属 株式会社やまかわ製材舎
キーワード 文化, 産業, 里山
Key word culture, industry, satoyama