第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

S3. 森林管理に活かされる知識とは?:アジア諸国における現場フォレスターの認識比較[What knowledge matters in forest management?: comparing perspectives of field foresters in Asian countries]

日付 2026年3月18日
開始時刻 9:00
会場名 中ホール300
講演番号 S3-4
発表題目 フィリピンにおける現場フォレスターの認識
Perspectives of field foresters in the Philippines
所属 久留米大学
要旨本文 アメリカ植民地化直後のフィリピンを視察したピンショーらは、専門的訓練を受けた森林管理官による科学的森林経営を構想し、現地状況を踏まえたハイブリッドな帝国林業を設計した。一世紀を経た現在、森林管理実践の担い手が持つ知識はいかなるものか。2024年9月にルソン島中部とミンダナオ島東北部の環境天然資源省地方、州、地区の各事務所にて現場で森林管理を担う職員全員のリスト化を依頼し、全員にメールで質問紙調査票を配布した。さらに2025年9月に対面にて同調査票を配布した。母集団1,174名、回答は394名である。母集団を、・森林監視員(正規職員、17.5%)、・森林監視員以外の正規職員(43.1%)、非正規職員(39.4%)に分類した。得られた回答は、・森林監視員81名(20.6%)、森林監視員以外の正規職員183名(46.6%)、非正規職員129名(32.8%)である。業務遂行において役立つ知識や能力、自身が取得した知識(就業前の学校、就業後の研修、業務経験、地域の人々から教わったこと等)に関してグループ間に統計的な有意差が認められ、最も低い森林監視員、最も高い森林監視員以外の正規職員であった。
著者氏名 ○葉山アツコ
著者所属 久留米大学
キーワード フォレスター, フィリピン, 認識
Key word forester, Philippines, perspectives