第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
S2. 森林サービス産業を批判的に検討する―森林・林業の価値の視点から[A Critical Assessment of the Forest Service Industry: Reconsidering the Value of Forests and Forestry]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 9:00 |
| 会場名 | Leo Esaki メインホール |
| 講演番号 | S2-5 |
| 発表題目 | 無住化集落における人と「ヤマ」との関わり The Human and Mountain Relationship of Deserted Communities |
| 所属 | 尚絅学院大学 |
| 要旨本文 | 集落の無住化は、今も昔も発生してきた。今後は少子高齢化の影響で無住化する集落が増加していくことが見込まれる。一方、無住化から数十年経過した集落であっても、元住民たちが集落へと定期的に通い続け、田畑の耕作、山菜やキノコの採集、祭礼や民俗行事の実施、道路や用水路の管理等を行っている事例は、各地でみられる。雨宿りや短期的な滞在のため、かつての家屋や作業小屋が残されていたり、新たに建設されたりすることもある。無住化から時間が経過し、親世代が亡くなったとしても、子世代がそれを引き継ぎ、集落への通いを続けている例もみられる。単純に経済合理性のみから考えるのであれば、それはおよそ合理的とは言えない営為も多い。ではなぜ、彼/彼女らは無住化した集落への通いを続けているのだろうか。 こうした離村者たちの「ヤマ」とのかかわりは、経営的観点からの林業や、森林計画、林業的施業、多面的機能等のような政策的枠組みでは捉えることができないものがある。本報告ではそのことについて、山形県朝日連峰山麓山村を事例として、環境社会学や農村社会学で彫琢されてきた「働きかけ」という枠組みを発展させる形で検討してみたい。 |
| 著者氏名 | ○岡田航 |
| 著者所属 | 尚絅学院大学総合人間科学系 |
| キーワード | 無住化集落, 山形県, 山菜, 林業, 移動 |
| Key word | Deserted Community, Yamagata Prefecture, Wild vegetables, Forestry, Mobility |