第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

S2. 森林サービス産業を批判的に検討する―森林・林業の価値の視点から[A Critical Assessment of the Forest Service Industry: Reconsidering the Value of Forests and Forestry]

日付 2026年3月18日
開始時刻 9:00
会場名 Leo Esaki メインホール
講演番号 S2-2
発表題目 森のようちえんの森林利用
Forest utilization at the forest kindergarten
所属 京都先端科学大学
要旨本文 宝が池公園(京都市左京区)は京都市が管理する都市計画公園で、その大部分が森林である。森林は都市近郊林であり、かつての里山である。宝が池公園では、「宝が池の森」保全再生協議会が設立され、森林の管理や利活用について議論する場となっている。その協議会のメンバーでもあり、宝が池の森を活動場所の1つとする森のようちえんに「どろんこ園」がある。どろんこ園は、幼児10~20人(3歳~5歳)、指導員3~5人程度で、宝が池公園の広場に集合し,日中は宝が池の森で活動し,14:00に解散する行程で、その日の行き先は園児が相談して決めている。子どもたちは、水筒、弁当、着替えなど一式をリュックサックにいれ行動し、持ち物の管理は自分で行う。西澤ほか(2016)は、森のようちえんは、自然を切り取って子どもの前に用意するのではなく、人間が自然の中にお邪魔している感覚、「自然の中に共にあること」を否応なく感じさせる森の保育であるとしている。森のようちえんは、里山を再び自然と人間の間に位置づけるための多くの示唆を与えてくれると考えている。
著者氏名 ○丹羽英之
著者所属 京都先端科学大学バイオ環境学部
キーワード 森のようちえん, 里山, 森林資源
Key word forest kindergarten, Satoyama, Forest resources