第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

S15. 森林教育研究のさらなる発展を目指して―森林、自然、木材を活用した教育活動の研究の可能性を探る―[For Seeking to Extend Forest Education Research Activities: Exploring the possibilities of research on educational activities that utilize forest, nature, and timber]

日付 2026年3月17日
開始時刻 14:15
会場名 202A
講演番号 S15-5
発表題目 野外教育の場としての森林の役割
The Role of Forests as Settings for Outdoor Education
所属 筑波大学
要旨本文  野外教育は、主として、自然環境を教育の場、野外活動・自然体験活動を教材、体験学習を方法として、自然・他存在・自己についての創造的・調和的な理解と実践を育む統合的・全人的な教育である。いうならば、自然環境を触媒として教育的な効果を最大限高めることを主眼とした教育であるともいえるだろう。そして、我が国では、国土に占める割合の高い森林が、身近で多様な自然環境として、その主要な実践の場として活用されてきた。 本発表では、野外教育の実践において、森林がどのような役割を果たしているのかについて、文献や実践知を手掛かりに整理する。具体的には、森林がもたらす心身の変化、足場・視界・天候の変化がもたらす適度な不確実性が学習を促す仕組み、共同作業や課題解決を通じた協働と関係性の学び、文化的象徴性や環境倫理を論点として取り上げる。 これらの知見は、野外教育に限らず、森林という場で行われる教育的・社会的・実践的な活動全般にも応用可能な視点であると考えられる。教育の場としての森林の多面的な価値を再考する一助となれば幸いである。
著者氏名 ○高橋達己 ・ 渡邉仁 ・ 坂本昭裕
著者所属 筑波大学体育系
キーワード 自然体験活動, 体験学習, 森林教育
Key word Nature Experience Activity, Experimental Learning, Forest Education