第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

S15. 森林教育研究のさらなる発展を目指して―森林、自然、木材を活用した教育活動の研究の可能性を探る―[For Seeking to Extend Forest Education Research Activities: Exploring the possibilities of research on educational activities that utilize forest, nature, and timber]

日付 2026年3月17日
開始時刻 14:15
会場名 202A
講演番号 S15-4
発表題目 冬季の野外活動を経験したろう・難聴の中学生が冬の森に感じる魅力
The Fascination of Winter Forests for Deaf Junior High Students Who Experienced Winter Outdoor Activities
所属 ろう・難聴児の体験活動を支える会
要旨本文 十数年、ろう・難聴の子どもたちに野外活動を提供してきた。脇中1)は、聴覚障害のある子どもの認知特性が彼らの学びに強く関連し、それを考慮した工夫が大切であると述べている。野外活動においても、魅力的で学びある活動を準備するために、彼らが自然や活動をどのように捉えているかを知ることは不可欠であろう。そこで、冬の雪上キャンプに参加したろう・難聴の中学生に手話を用いたインタビューを実施し、冬の自然やそこでの活動をどのように認識し、どのような意義・魅力を感じているか質問した。冬の自然について「枝に張り付いた雪や氷がひらひらと舞い落ちた」「雪の上に小さな動物の足跡があったよね!」など、鮮やかな描写と驚きや感動が現れた回答があった。また、「雪の中で普段できない経験ができる」「疲れることが楽しかった」といった達成感や自己成長、「自然が面白くて好き」といった自然への興味が挙げられた。ろう・難聴の中学生は、冬の自然の美しさを繊細に捉え、冬の自然の中で活動できることを「学び多き経験」と考えていることが示唆された。1) 脇中起余子(2024)聴覚障害のある教員が導き出した生徒の認知特性を生かした指導.ジアース教育社.
著者氏名 ○針ヶ谷雅子
著者所属 ろう・難聴児の体験活動を支える会
キーワード ろう, 冬季, 野外教育
Key word Deaf, Winter, Outdoor Education