第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
S10. 「緑の社会資本」のこれまでとこれから:林野公共事業のあり方を問う[The Past and Future of “Green Social Capital”: Examining the Role of Forestry Public Works]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 9:00 |
| 会場名 | 中ホール300 |
| 講演番号 | S10-7 |
| 発表題目 | 流域の森林変化がダム堆砂量に及ぼす影響 The Impact of forest change on dam sediment accumulation |
| 所属 | 東京大学 |
| 要旨本文 | 近年の主伐面積の増加等の森林の変化は流域からの土砂流出量を一時的に増加させる可能性がある。下流の河川にダムが建設されている場合、流域から流出した土砂量はダム堆砂量で推測できる。過去10年間に大雨による災害が発生し、森林の変化パターンが異なる8流域を選定し、1983年以降に竣工した流域面積5~300km2の18ダムを対象として主伐面積とダム堆砂量の関係を調べた。2024年度の堆砂率(堆砂量がダムの堆砂容量に占める割合)と主伐面積率(ダム竣工年から2023年までの年主伐面積合計が流域面積に占める割合)は指数関数で回帰された。ダム堆砂量には地質、地形、降水量など多数の要因が影響するが、主伐以外の要因は堆砂容量(100年間に貯まる推定堆砂量)の設定において概ね考慮されていることを踏まえると、流域面積のうち主伐された面積の割合の拡大に伴い土砂生産パターンが変化していった可能性が示唆された。 |
| 著者氏名 | ○蔵治光一郎1 ・ 佐藤宣子2 ・ 溝上展也2 ・ 太田徹志2 ・ 教重涼子3 |
| 著者所属 | 1東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林 ・ 2九州大学大学院農学研究院 ・ 3九州大学大学院生物資源環境科学府 |
| キーワード | 森林変化, 流域, ダム堆砂量 |
| Key word | forest change, watershed, dam sediment accumulation |