第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
植物生態部門[Forest Ecology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PW-45 |
| 発表題目 | Phenological Eyes Network (PEN): 植生フェノロジー長期観測ネットワーク Phenological Eyes Network (PEN): An Observation Network for Vegetation Phenology |
| 所属 | 千葉大学 |
| 要旨本文 | 植生フェノロジーは植生の季節変化やそのタイミングを意味し, 植生が外部から受けた影響を反映することが多い. そのため, 植生フェノロジーは気候変動が生態系へ与える影響の評価指標の1つとして注目されている. 植生フェノロジーの観測手法として, タイムラプスカメラの利活用がある. タイムラプスカメラを用いると, 植生の様子そのものを画像として記録するため, 解析の再現性・信頼性を担保できる. 本研究では, 植生フェノロジーの定点観測網であるPhenological Eyes Network (PEN) が岐阜大学高山試験地において観測した20年分の定点画像を解析し, 当地のフェノロジー長期変化の解明を試みた. ミズナラ・ダケカンバ・ウリハダカエデの3種について, 20年間にわたる展葉のタイミングを推定した. 展葉時期の推定にはカメラ画像から計算したGCC (Green Chromatic Coordinates) の時系列データを利用した. 解析の結果, 2004年から2024年の20年間にわたり, 各3種で展葉時期の早期化が確認できたがその程度は種によって異なっていた. これらの知見は気候変動のリスク評価等に資する. 発表当日は本研究内容に加え, 現在開発・展開中の新型カメラについても紹介する. |
| 著者氏名 | ○笹川大河1 ・ 奈佐原顕郎2 |
| 著者所属 | 1千葉大学環境リモートセンシング研究センター ・ 2筑波大学生命環境系 |
| キーワード | 植生フェノロジー, 近接リモートセンシング, タイムラプスカメラ |
| Key word | Vegetation Phenology, Near Surface Remote Sensing, Time-lapse Camera |