第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
植物生態部門[Forest Ecology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PW-42 |
| 発表題目 | 東近江市のハチク林における一斉開花後数年間の植生変化 Vegetation changes after mass flowering in some Phyllostachys nigra var. henonis bamboo forests in Higashiomi. |
| 所属 | 滋賀県立大学 |
| 要旨本文 | 滋賀県東近江市の「河辺いきものの森」(面積約15 ha)には、落葉・常緑広葉樹林とともにハチク林(総面積2 ha弱)がパッチ状にある。このうち、2020年に1か所、2023年には2か所で一斉開花が確認された一方、2025年時点で未開花の竹林も存在する。こうした中で、本研究では、ハチク林の一斉開花・枯死の実態と、開花後の林地の植生変化を明らかにすることを目的とした。調査地内のハチク林の各パッチに植生調査区を設置し、2023年から25年にかけて調査した。2か所の未開花区では毎年多数の当年稈が発生したが、開花区ではひこばえ様の再生稈のみが発生した。23年開花区では24、25年と高さ2 m前後の再生稈が多数発生し、多くで開花が見られた。20年開花区では再生稈は少なく、またそれらの開花率も低かった。23年開花・伐採区では、2025年には高さ5 mを超えるやや大型の再生稈が発生した。一方、23年開花区では2025年には遷移初期種をはじめとするさまざまな樹種の成長が見られ、20年開花区ではそれらがすでに高さ数mにまで成長していた。今後、未開花区がどのように開花に至るのか、また開花区や伐採処理区で植生がさらにどのように変化するのか注視する必要がある。 |
| 著者氏名 | ○籠谷泰行 ・ 青木亮太 ・ 木津川大峻 ・ 立松玲奈 ・ 長谷川竜登 ・ 中村薫 |
| 著者所属 | 滋賀県立大学環境科学部 |
| キーワード | ハチク, 一斉開花, 植生変化 |
| Key word | Phyllostachys nigra var. henonis, mass flowering, vegetation change |