第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
植物生態部門[Forest Ecology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PW-34 |
| 発表題目 | 積雪深とシカ生息密度の異なる地域におけるサンショウの分布とトゲの有無 Presence or absence of prickles of Japanese pepper in regions with different snow depth and deer density |
| 所属 | 宇都宮大学 |
| 要旨本文 | ミカン科サンショウはふつう対生するトゲをもつが、稀にトゲのない個体もみられる。トゲなし個体は多雪地に多いともいわれ、トゲの有無は積雪深と関係している可能性がある。また、トゲが被食防衛機能であるとすれば、シカ生息密度と関係している可能性もある。本研究では、サンショウのトゲの有無と積雪深およびシカ生息密度の関係について検証すること、多雪地と寡雪地のサンショウ種子から得られた当年生実生のトゲの有無を明らかにすることを目的とした。新潟・群馬・栃木県の積雪深とシカ生息密度の異なる13地点において、林道を踏査し、トゲありとトゲなしのサンショウ個体の生育密度を調べ、積雪深とシカ生息密度との関係を解析した。また、2022年に多雪地(群馬県水上)と寡雪地(栃木県船生)において複数の母樹から種子を採取し、播種後、2023~2025年に得られた当年生実生のトゲの有無を調べた。踏査の結果、分布のみられる積雪深域内では、積雪深の増加に伴ってトゲなし個体の生育密度が増加した。一方、シカ生息密度との関係はみられなかった。実生実験の結果、トゲなしの母樹からはトゲなしの実生が発生する確率が顕著に高いことが明らかになった。 |
| 著者氏名 | ○逢沢峰昭 ・ 星妃乃 ・ 上野柚季 ・ 長谷川泰地 |
| 著者所属 | 宇都宮大学農学部 |
| キーワード | 成木, 当年生実生, 分布, 日本海側, アサクラザンショウ |
| Key word | adult trees, current_year seedings, distribution, Sea of Japan side, Zanthoxylum piperitum f. inerme |