第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

植物生態部門[Forest Ecology]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PW-18
発表題目 山形県南陽市秋葉山における森林火災後の植生回復
Vegetation recovery after a forest fire in Nanyo City, Yamagata
所属 東京農業大学
要旨本文 近年、日本において大規模な森林火災が発生している。森林火災後の植生管理方法を検討するうえで、植生情報の充実は重要である。本研究では山形県南陽市において2024年5月に発生した森林火災の跡地を対象に植生回復過程をモニタリングした。植生調査を2024年9月、2025年6月、同年9月に計3回実施した。10m×10mコドラートを4地点設置し、各回の調査でコドラート内に出現する植物種の植被率と植物高を記録した。2025年9月の調査では追加コドラートを3地点設置した。地形要因として斜面方位と傾斜角度を記録した。全時期・全地点で50種が確認された。火災後1年目から2年目にかけて種数、植被率ともに増加した。2024年9月から2025年9月にかけて、種数が最も多く出現した地点3では19種から29種に増加した。植被率が最大であった地点4では植被率がおよそ30%から70%に増加した。全コドラートに共通してワラビの植被率が高く、火災後2年目には10~30%程度を占めた。木本種としてはリョウブの植被率が高く、火災後2年目には5~20%程度を占めた。他にはハイイヌツゲ、ヤマハギ、コナラなどの木本種が火災後2年目には1~5%程度の植被率を占めていた。
著者氏名 ○岩生愛佳1 ・ 安田健朗1 ・ 峠嘉哉2 ・ 長谷川匡3 ・ 鈴木康平1
著者所属 1東京農業大学地域環境科学部 ・ 2京都大学防災研究所 ・ 3株式会社ふたば
キーワード 森林火災, 遷移, 種組成
Key word forest fire, succession, species composition