第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
T5. 樹木根の成長と機能[Development and function of tree roots]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PT5-2 |
| 発表題目 | メッシュ袋を用いて回収したヒノキ脱落根における解剖特性の季節変動 Seasonal variation in anatomical traits of fine root litter of Chamaecyparis obtusa collected within mesh bags |
| 所属 | 名古屋大学大学院 |
| 要旨本文 | 樹木細根は、生産・枯死を繰り返すことで土壌へ有機物を供給し、森林土壌の炭素循環に寄与している。しかし、その枯死・分解過程には未解明な点が多い。近年、枯死細根について、葉リターに準じた分解段階に基づく分類法が提案されている。この分類において、分解初期に相当するのが脱落根である。脱落根を観察対象とすることで、従来より高い精度で生根から枯死根への移行を捉えられると期待される。本研究では、異なる月に脱落したヒノキ細根がどのような解剖学的特徴を示すのかを明らかにすることを目的とした。本調査は愛知県岡崎市の幸田ヒノキ林にて行われた。ヒノキ個体から切断されていない手のひらサイズの細根系にメッシュ袋を用いた脱落根採取装置を設置し、約1ヶ月間の培養後に回収した。回収した脱落根は、分岐次数分類を行なった後、WinRHIZOを用いて根長、直径を測定した。また、徒手切片法により横断面標本を作成し、蛍光顕微鏡観察および画像の取得を行った。取得した画像について、ImageJを用いた画像解析により、原生木部数、直径、皮層幅、中心柱幅を算出した。本発表では、脱落時期の違いに伴うヒノキ枯死根の解剖特性の変化について結果を報告する。 |
| 著者氏名 | ○吉田陽向1 ・ 林亮太1 ・ 谷川東子2 ・ 平野恭弘1 |
| 著者所属 | 1名古屋大学大学院環境学研究科 ・ 2名古屋大学大学院生命農学研究科 |
| キーワード | 脱落根, ヒノキ, 原生木部, メッシュ袋, 季節変動 |
| Key word | root litter, Chamaecyparis obtusa, protoxylem, mesh bag, seasonal variation |