第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
T5. 樹木根の成長と機能[Development and function of tree roots]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PT5-17 |
| 発表題目 | ヒノキ林における根の形態特性と土壌硝酸態窒素に対する滲出速度の応答 Root exudation response to soil nitrate and root morphological traits in Chamaecyparis obtusa |
| 所属 | 名古屋大学 |
| 要旨本文 | 根滲出物は、主に細根から土壌中に放出される可溶性有機化合物であり、根圏における微生物活性を高め、その結果として有機物分解を促進し、土壌の養分利用可能性を高める。根滲出物は森林生態系における炭素循環および窒素循環の双方に関与していることから、その実態の理解は不可欠であるが、土壌中へ放出された直後に微生物により迅速に利用されるため、微生物利用前の根滲出物を採取することは極めて困難である。このような方法論的課題から根滲出物に関する研究は限られている。そこで本研究では、高齢ヒノキ林を対象として、土壌化学性および細根の次数別形態特性と根滲出速度の関係を明らかにすることを目的とした。本調査は愛知県岡崎市の幸田ヒノキ林にて行われた。細根系を根滲出物採取装置内に24時間静置し、滲出物を含む溶液を回収した。併せて、ヒノキ個体周辺の土壌も採取し、pHおよび硝酸態窒素濃度を測定した。滲出物を採取した細根系については次数分けを行い、形態解析を実施した。本研究では、土壌化学性および次数別形態特性と根滲出速度の関係について結果、考察を報告する。 |
| 著者氏名 | ○西村和心1 ・ 林亮太2 ・ 吉田陽向2 ・ 谷川東子3 ・ 平野恭弘2 |
| 著者所属 | 1名古屋大学理学部 ・ 2名古屋大学大学院環境学研究科 ・ 3名古屋大学大学院生命農学研究科 |
| キーワード | 根滲出物, 土壌硝酸態窒素, 根形態特性 |
| Key word | root exudation, soil nitrate, root morphology |