第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
特用林産部門[Non-Wood Forest Products]
| 開始時刻 | ポスター発表 |
|---|---|
| 講演番号 | PN-8 |
| 発表題目 | 小笠原諸島の駆除外来樹を用いたアラゲキクラゲの菌床栽培の検討 Wood-chip-based cultivation of Auricularia polytricha using invasive alien tree species in the Ogasawara Islands |
| 所属 | 秋田県林業研究研修センター |
| 要旨本文 | 小笠原諸島では、アカギやギンネムなどの侵略的外来樹木による生態系への影響が深刻な問題となっている。駆除のために伐倒された樹木はチップ化されるが、島内での主要な用途がなく、処分場に堆積・放置されているのが現状である。本研究では、この問題の解決策として、これらのチップを用いたアラゲキクラゲの菌床栽培の可能性を検証した。培地基材にはアカギ、リュウキュウマツ、ギンネムのチップを用い、栄養体として一般ふすまと米ぬか、バイデル(北研)、きのこライム(丸栄)を添加した(n=4)。供試菌には父島で採取された野生株と栽培品種の森89号(森産業)を使用し、対照区にはコナラを用いた。温度22℃、湿度65%の暗黒下で60日間培養した後、発生処理を行い、菌床ごとに収穫日を記録し、収穫した子実体の生重量を計測した。その結果、ギンネムを用いた区では、野生株でコナラと同程度、森89号でそれを上回る収量が得られた。このことから、小笠原で駆除された外来樹木、特にギンネムは、アラゲキクラゲ栽培の培地基材として有効活用できる可能性が示唆された。 |
| 著者氏名 | ○村田政穂 ・ 三浦正嗣 ・ 菅原冬樹 |
| 著者所属 | 秋田県林業研究研修センター |
| キーワード | 侵入外来樹木, 駆除, 菌床栽培, 堆肥化 |
| Key word | invasive alien tree species, extermination, Wood-chip-based cultivation, composting |