第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
微生物部門[Forest Microbes]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PM-9 |
| 発表題目 | 健全葉と不健全葉から単離した菌株の対峙培養による菌糸変化 Observation of interaction about endophytic fungal strain using dual culture |
| 所属 | 東京農業大学 |
| 要旨本文 | 内生菌は内在する宿主植物に対する病害菌への耐性付与が期待されている。しかし、内生菌研究は草本植物を主体とするものが多く、木本植物の葉の内生菌の研究例は多くない。そこで本研究では、野外環境の樹木から分離した内生菌が葉の病徴を含む周辺部から分離した微生物に対してどのような反応を示すのか、対峙培養を用いて培地上における種間の菌叢の変化を観察した。樹種はミヤマヤナギを用い、1枚の健全葉の4隅から葉片を作成し表面殺菌後培地に置床した。また病徴が現れていた葉からも病徴部分が入るように葉片を作成し同様に培養した。健全葉及び病徴周辺から分離した菌株を用いて対峙培養を行い菌叢の挙動を観察した。菌株はコロニー形態から14菌叢に類別し、サンガーシーケンスにより菌種を推定した。その結果、内生菌41菌株を分離し、シーケンスの結果Xylariaceae科の分離率が最も高かった。一方、対峙培養を行った菌叢では、14菌叢のうち2菌叢で接触、菌体の変色、菌叢による置き換わりが観察されたことから、菌株によって病徴分離株に対する反応は異なることがわかった。 |
| 著者氏名 | ○窪田智暁 ・ 田中恵 |
| 著者所属 | 東京農業大学地域環境科学部 |
| キーワード | 葉圏, 内生菌, ミヤマヤナギ, 微生物相互作用 |
| Key word | phyllosphere, endophytes, Salix reinii, microorganism interactions |