第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

微生物部門[Forest Microbes]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PM-5
発表題目 ウラムラサキにおける遺伝子操作技術の開発
Development of a genetic manipulation system in Laccaria japonica
所属 東京大学大学院
要旨本文 近年の分子遺伝学では、逆遺伝学的手法により任意の遺伝子発現を亢進あるいは抑制することでその機能を解明することが主流になっている。逆遺伝学的手法は強力な解析手法である一方、生物種ごとに最適化されたベクターや形質転換技術が必要であり、適用可能な生物は限られている。外生菌根菌では、これまでに複数種において遺伝子の過剰発現およびノックダウン手法が報告されているものの、ノックアウト手法については未だ報告がない。外生菌根菌であるLaccaria japonica (ウラムラサキ)は、子実体形成や共生条件の検討に関する研究に用いられてきたモデル菌であるが、その分子機構を解明するための逆遺伝学的手法は十分に整備されていない。そこで本研究では、ウラムラサキにおいて既報の手法によりベクター構築およびアグロバクテリウムによる形質転換を行い、Dicer-like遺伝子の過剰発現体およびノックダウン変異体を作製した。さらに、新たにTALE法を用いたノックアウト変異体の作製を試み、その有効性について検討した。
著者氏名 ○岡部信 ・ 周暢 ・ 中里一星 ・ 有村慎一 ・ 練春蘭
著者所属 東京大学大学院農学生命科学研究科
キーワード ウラムラサキ, ゲノム編集, 外生菌根菌, RNAi, TALE
Key word Laccaria japonica, genome editing, Ectomycorrhizal fungi, RNAi, TALE