第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
微生物部門[Forest Microbes]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PM-13 |
| 発表題目 | トリュフ感染苗植栽地におけるトリュフ菌感染率及び交配型の分布について Distribution of truffle colonization rates and mating types in plantation of seedlings infected with truffles |
| 所属 | 山梨県森林総合研究所 |
| 要旨本文 | 山梨県内で2018年に植栽された黒トリュフの一種であるアジアクロセイヨウショウロ(以下、トリュフとする)の感染木の株元から、2024年及び2025年に子嚢果の発生が確認された。感染木植栽地における子嚢果の発生箇所は偏在しており、その要因について検討することは今後の栽培法を確立するうえで重要となる。本研究では植栽個体毎の根系に形成されたトリュフ菌根の形成率や交配型遺伝子の分布が子嚢果の発生に寄与した可能性に注目し、山梨県内のトリュフ感染木植栽地においてこれらを調査した。 菌根形成率については、形成率が高い植栽木と低い植栽木、形成が認められない植栽木があり、子嚢果は菌根形成率の高い植栽木が集中する箇所で発生していた。植栽木株元の土壌及び菌根から抽出したDNAの交配型遺伝子は、そのほとんどがMAT1-1であり、これは植栽地内で発生した子嚢果の母親の交配型と一致していた。これに対して、MAT1-2の交配型遺伝子は、菌根形成が認められた植栽木9本のうち1本の株元の土壌及び菌根からのみ検出された。交配型の分布とトリュフの発生との関係については、今後さらなる分析を加えて検討していく。 |
| 著者氏名 | ○一瀬優輝1 ・ 林耕太1 ・ 柴田尚2 ・ 木下晃彦3 ・ 中村慎崇4 |
| 著者所属 | 1山梨県森林総合研究所 ・ 2元 山梨県森林総合研究所 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所九州支所 ・ 4国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所関西支所 |
| キーワード | トリュフ, 交配型, 感染率 |
| Key word | truffle, mating types, colonization rate |