第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

動物・昆虫部門[Forest Zoology and Entomology]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PL-7
発表題目 放置竹林内での自動撮影カメラを用いた中大型哺乳類動物活動パターンの解明
Investigation of Medium-Large Mammal Activity Patterns in Abandoned Bamboo Forests using Camera Traps
所属 東京農業大学院
要旨本文 ニホンジカ、イノシシ、アナグマ等の中大型哺乳類は放置竹林を生息地として利用しているが、どのような時間帯で利用し、どのくらい種間で棲み分けを行っているかについては不明な点が多い。本研究では、動物の活動時間に着目し、竹林内での活動パターンと種間での利用時間帯の重複度を明らかにすることを目的とした。方法として神奈川県西部の放置竹林において自動撮影カメラを設置した。2023年8月-2024年11月、2025年6月-11月までに撮影された時間データをRのOverlapパッケージを用いて活動パターンを視覚化し、重複度の解析を行った。その結果、11種の中大型哺乳類が確認され、これらのうちニホンジカ、イノシシ、ハクビシン、アナグマ、タヌキ、ノウサギは撮影枚数の80%以上が夜間(18:00-6:00)であった。またテン、アライグマ、キツネ、イタチとネコを除く6種間において竹林利用の時間帯で重複度が高い傾向(Δ≧0.677)がみられた。本調査から中大型哺乳類は基本的に夜間において放置竹林を利用し、種間の重複度は高くなることが明らかとなった。
著者氏名 ○河原廣希
著者所属 東京農業大学 大学院
キーワード カメラトラップ, 放置竹林, 哺乳類動物, 活動時間
Key word Camera trap, Abandoned bamboo forest, Mammal, Activity patterns