第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
動物・昆虫部門[Forest Zoology and Entomology]
| 開始時刻 | ポスター発表 |
|---|---|
| 講演番号 | PL-38 |
| 発表題目 | イソプレンを放出する非寄主樹種へのカシノナガキクイムシの飛来 Landing of the ambrosia beetle Platypus quercivorus on isoprene-emitting non-host trees |
| 所属 | 兵庫農技総セ |
| 要旨本文 | カシノナガキクイムシは多様な森林内で何を手がかりに寄主を探索しているのか、その一次誘引物質は明らかにされていない。主要な寄主樹種であるコナラ、ミズナラはイソプレンを放出する樹種であり、カシノナガキクイムシの触角を用いた電気応答試験ではイソプレンへの反応が微弱ながら確認されたことから、イソプレンが誘引物質の一つである可能性がある。そこで、イソプレンを放出する非寄主樹種にカシノナガキクイムシが誤って飛来していないかを確認した。調査は兵庫県宍粟市にある森林林業技術センター内の道路沿いの樹木および樹木園で行った。イソプレンを放出する非寄主樹種としてニセアカシア3個体、フウ2個体、モミジバフウ7個体、ユリノキ9個体、イソプレンを放出しない非寄主樹種として9樹種11個体を対象とした。各個体の根元に粘着紙を取り付け、2023年から2025年までの3年間のカシノナガキクイムシ羽化脱出シーズンに、5日から9日間隔で計42回、飛来頭数を数えた。その結果、イソプレンを放出する非寄主樹種では、ニセアカシアで1頭、モミジバフウで8頭、ユリノキで11頭の合計20頭が飛来したが、イソプレンを放出しない非寄主樹種では飛来しなかった。 |
| 著者氏名 | ○伊東康人1 ・ 山崎理正2 |
| 著者所属 | 1兵庫県農林水産技術総合センター森林林業技術センター ・ 2京都大学農学部 |
| キーワード | ナラ枯れ, モミジバフウ, ユリノキ, 樹木揮発性物質 |
| Key word | Japanese oak wilt, Liquidambar styraciflua, Liriodendron tulipifera, Tree-emitted volatiles |