第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
動物・昆虫部門[Forest Zoology and Entomology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PL-31 |
| 発表題目 | 奄美大島龍郷町で腐肉ベイトのピットフォールトラップに捕獲された生物相 Fauna captured by carrion baited pitfall traps in Tatsugo Town, Amami-Oshima Island |
| 所属 | 森林総合研究所北海道支所 |
| 要旨本文 | 腐肉食性のシデムシ亜科と糞虫類(以下腐肉食甲虫)およびオサムシ科甲虫の群集は、森林環境の変化に鋭敏に反応することから、森林環境評価の指標種群として多用されてきた。演者は、これまで腐肉ベイトのピットフォールトラップによる捕獲を北海道、本州、九州および沖縄島で行い、森林環境への明確な反応を明らかにしてきた。ところが、世界自然遺産を含む貴重な森林環境をもつ奄美大島では、これまで調査されたことがなかった。そこで、鹿児島県森林技術総合センターの龍郷町駐在敷地内と中勝試験林内の様々な環境にトラップを設置し、2018年12月から約1年間捕獲調査を行った。その結果、腐肉食甲虫群集は森林環境の違いに明確に反応し、指標性が高いと考えられた。優占種では3種のエンマコガネ類とネパールモンシデムシが森林に、ベッコウヒラタシデムシが開放地に多かった。オサムシ科甲虫は捕獲数が少なく明確な反応はなかったが、アマミツヤヒラタゴミムシが森林に、ミイデラゴミムシ類が開放地に多い傾向があった。このほか、アマミサソリモドキは龍郷町駐在では森林に多かったが、中勝試験林ではその傾向はなかった。コカブトは開放地や疎林に多い傾向がみられた。 |
| 著者氏名 | ○上田明良 |
| 著者所属 | 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所北海道支所 |
| キーワード | 鹿児島県森林技術総合センター, シデムシ亜科, 糞虫, アマミサソリモドキ, 森林環境 |
| Key word | Kagoshima Prefectural Forestry Technology Center, Silphinae, dung beetle, Typopeltis stimpsonii, forest environment |