第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

動物・昆虫部門[Forest Zoology and Entomology]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PL-20
発表題目 入野松原の小松原区域の変遷およびマツ材線虫病被害と対策
Landuse changes in the __Irino Matsubara, damage caused by pine wilt disease, and effect of pest control
所属 高知県立森林技術センター
要旨本文 高知県幡多郡黒潮町の入野松原は太平洋に面した延長約4km、幅約500mの海岸林である。入野県立自然公園内に位置し、国の名勝「入野松原」に指定されている。防風保安林の役割を果たすだけでなく、海岸の自然環境を砂浜美術館としてとらえ、Tシャツアート展やキルト展などのイベントが開催されており、地域にとって重要な観光資源である。昭和20年代よりマツ枯れが問題となり、国・県・町が対策を講じてきた。近年も小松原区域でマツ枯れ被害が激しく、飛砂防止機能の低下や景観の悪化が懸念されている。国・県・町や関係者による現地検討会での当センターの技術指導の概要とその後の経過とともに、入野松原の変遷について整理して報告する。 マツ枯れ激害地での現地検討会において、伐倒駆除後に残存していた梢端部からカミキリムシの脱出孔が確認されたため、梢端部でも穿孔・羽化脱出が起こることを説明し、伐倒木の処分の徹底を指導した。また、隣接するラッキョウ畑の収穫時期と地上散布の適期が重なるため、地上散布が遅れ気味であったことから、その時期の見直しを提案した。以上の防除作業の見直しの結果、マツ枯れ被害は大幅に減少した。
著者氏名 ○藤本浩平
著者所属 高知県立森林技術センター
キーワード マツ材線虫病, 防除効果, 海岸松林
Key word pine wilt disease, effect of pest control, coastal pine forest