第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
動物・昆虫部門[Forest Zoology and Entomology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PL-13 |
| 発表題目 | メタルラスを用いた植栽苗の獣類による食害防護資材の開発 Development of protective equipment against mammalian browsing damage to planted seedlings using metal lath |
| 所属 | 和歌山県林業試験場 |
| 要旨本文 | 建築資材メタルラス(以下ラス)を用いた単木獣害防護資材「輪っか山くん」を考案した。ラスは60×180cm(平ラス30F)、90×180cm(ワイドラス#19)の鋼線が細く柔らかい2種類を用いた。植栽地付近の作業性の良い場所においてゼムクリップでラスを直径約50cmの円筒状に留めた。植栽苗木に円筒を被せ、傾斜に合わせてラスの下端を折り返した部分4か所に竹杭を打ち込み地面に固定した。麻紐で竹杭どうしを結ぶとともに、折り返し部分に現地の石を載せて円筒を倒れにくくした。地面に固定した円筒上にもう一つ円筒を載せ、重ね合わせたラスの網目に竹杭2本を横から水平に挿して上下円筒を連結し、高さ120cmと150cmにした。コストは120cmタイプでおよそ500円。春にヒノキ苗に設置し、11月までシカとノウサギの食害を回避できている。これまで転倒する事例はみられず耐風性はあると考えられたが、耐雪性は未確認。円筒内の除草などメンテナンス、運搬や設置といった施工性について改善を図っていく予定である。別の調査結果からラスは5年ほどで錆びて崩れていくと考えられ、樹脂製資材を全く用いないことから撤去および回収コストを削減できる可能性がある。 |
| 著者氏名 | ○法眼利幸 ・ 山下桃子 ・ 鈴木大輔 ・ 加世田匠 ・ 新免哲則 |
| 著者所属 | 和歌山県林業試験場 |
| キーワード | 単木防護資材, 低コスト, 低環境負荷, 放置, 分解 |
| Key word | Single tree protection equipment, Low cost, Low environmental impact, Leave it unattended, Return to the earth |