第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
動物・昆虫部門[Forest Zoology and Entomology]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PL-1 |
| 発表題目 | クマイザサ群落衰退地点におけるニホンジカの冬季生息地選択(続報) Habitat selection of wintering sika deer in areas of declining Sasa senanensis communities (Follow-up report) |
| 所属 | 岐阜大学院 |
| 要旨本文 | 岐阜大学位山演習林内ではクマイザサ(以下ササ)群落が衰退した箇所(以下ササ群落衰退地点)がスポット状に複数箇所確認されており, 食痕等の観察状況からニホンジカの秋から春にかけての採食による影響を受けた結果と考えられる。また, このような衰退地点は尾根筋でよく観察される。本研究では,どのような地形や森林タイプにおいてササ群落衰退地点が形成されやすいかを明らかにすることを目的とした。演習林内の尾根11本に設定したルートを踏査し,ササ群落衰退地点を25箇所確認した。GPS端末を用いてササの衰退した範囲の外縁を記録した。すべての踏査ルートを10 mごとに区切って解析単位とし,各単位におけるササ衰退の有無を応答変数,標高,斜面傾斜,斜面方位(南北成分及び東西成分), 日射量,曲率, 斜面の荒さ, 森林タイプを説明変数とした一般化線形混合モデルを構築した。解析の結果,ササ群落衰退地点は,南寄り斜面の凸地形に出現しやすいことが明らかとなった。一方,森林タイプはササ群落衰退地点の有無に影響を与えなかった。 |
| 著者氏名 | ○吉田理紗1 ・ 中森さつき2,3 ・ 藤垣遼大4 ・ 野澤秀倫3 ・ 植村早詠5 ・ 安藤正規6 |
| 著者所属 | 1岐阜大学大学院自然科学技術研究科 ・ 2岐阜県立森林文化アカデミー ・ 3岐阜大学大学院連合農学研究科 ・ 4林野庁関東森林管理局伊豆森林管理署 ・ 5株式会社ニュージェック ・ 6岐阜大学応用生物科学部 |
| キーワード | Cervus nippon, Sasa senanensis, GIS |
| Key word | Sika deer, Sasa veitchii, GIS |