第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

利用部門[Forest Engineering]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PK-9
発表題目 大型タワーヤーダを用いた間伐から皆伐再造林までの一連作業の生産費推定
Cost Estimation of Thinning, Clearcutting, and Reforestation Using a Large Tower Yarder
所属 岩手大学
要旨本文 近年増加傾向にある皆伐作業では、生産性の高さから車両系システムによる伐出が主流であるが、急傾斜地では高密度な集材路開設に伴う林地崩壊リスクの増大や、複数台の機械を用いた多工程作業が課題である。一方、急傾斜地で利用されてきた架線系システムは、本格架線では架設撤去の手間やコスト、簡易架線では出力不足により主伐への適用が困難であった。これらの課題に対応する手段として、近年国内でも欧州製大型タワーヤーダの導入が始まっているが、導入事例は少ない。本研究では、大型タワーヤーダを用いた間伐、主伐、地拵えおよび再造林の一連の作業の生産費を推定した。タワーヤーダシステムは車両系システムと比較して、作業道作設費で有利になる一方で、主伐の生産性は低い。また、地拵え作業では全木集材によって生産費が低くなる可能性がある。そのため、一連の作業として評価することで、大型タワーヤーダシステムでの生産費が有利になる条件を検討した。生産費はタワーヤーダを導入している事業体の作業日報から得られた生産性を基に、人件費、機械経費、燃料油脂費及び、現場条件に即した路網開設費を算出した。
著者氏名 ○坂元遥音1 ・ 齋藤仁志2 ・ 當山啓介2 ・ 渡部優3
著者所属 1岩手大学大学院総合科学研究科 ・ 2岩手大学農学部 ・ 3三重大学生物資源学部
キーワード タワーヤーダ, 皆伐, 間伐, 再造林, 生産性
Key word Tower Yarder, Clearcutting, Thinning, Reforestation, Productivity