第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

利用部門[Forest Engineering]

開始時刻 ポスター発表
講演番号 PK-14
発表題目 モンゴルにおける日本の林業機械導入による枯死木利用可能量推計
Estimating availability of dead wood considering Japanese forestry machinery in Mongolia
所属 宇都宮大学
要旨本文 モンゴルは枯死木の収穫量が生立木の収穫量を上回っており、枯死木の除去と利用が促進されている。とあるモンゴルの会社で日本の林業機械が輸入された。モンゴルでは日本の中古自動車が多く輸入されているため、同様にして、林業機械が輸入される可能性がある。本研究では、日本の林業機械が導入された場合の枯死木の利用可能量推計をし、モンゴルの従来の集材方法(人力・馬・農業トラクタ)と日本の林業機械を使用する方法で比較をおこなった。利用可能量は小班ごとに収入とコストから収支を算出し、収支が正となった小班の枯死木の収穫量とする。モンゴルの集材方法は、集材距離とコストの関係と集材方法の適応条件から小班ごとに最も最適な集材方法を選択した。日本の林業機械を使用した場合はハーベスタ、グラップル、ウインチ、スイングヤーダ、タワーヤーダを使用する方法がある。日本型の場合は傾斜と起伏量に応じた方法が小班ごとに選択される。モンゴル型は対象小班のうち73%が利用可能となり、日本型は45%が利用可能となった。モンゴル型の方が利用可能量が多くなり、素材生産コストはモンゴル型の方が30,000 MNT/m3程度低かった。
著者氏名 ○高木幹太1 ・ 有賀一広1 ・ Steffen Lahrsen3 ・ 根津郁実1 ・ 石栗太1 ・ 鈴木保志2 ・ 白澤紘明4 ・ Biligt, Battuvshin5 ・ Ganbaatar, Chultem5
著者所属 1宇都宮大学 ・ 2高知大学 ・ 3東京大学 ・ 4国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 ・ 5モンゴル科学技術大学
キーワード 作業システム, 未利用材, GIS
Key word Logging system, unused wood, GIS