第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

利用部門[Forest Engineering]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PK-13
発表題目 ハーベスタ造材記録による林分別相対幹曲線式の作成
Development of Stand-Specific Relative Stem Curve Equations Using Harvester-Derived Logging Records
所属 岩手大学大学院
要旨本文 相対幹曲線式は材積推定や細り表作成の基盤であるが、従来の作成方法では計測に労力を要し、更新頻度が低く林分特性の反映が困難であった。同一樹種であっても林分ごとに幹形・細りの傾向は異なると知られており、林分別に式を作成できれば、より精緻な材積推定や林分特性の把握に寄与すると考えられる。本研究では、日々の素材生産の過程で自動的に蓄積されるハーベスタ造材記録に着目し、これらを用いて林分別の相対幹曲線式を作成できるかを検証した。StanForD2010形式の造材記録は直径・材長を含み、大量のデータを効率的に取得できる利点を有する一方、採材方針に依存した不規則な材長、地際や末木の欠損という特有の制約を抱える。これらの不規則性に対応するため、本研究では動的時間伸縮法(DTW)により対象木の中から幹形を代表する標準木を選定し、欠損部を三次多項式による外挿で推定したうえで相対幹曲線式(ハーベスタ式)を作成した。作成した式の適合性は、真値(直径・材積)と比較し評価した。比較対象として、従来方法で作成した実測式および既存式を用い、推定直径の誤差および実材積比により、造材記録を用いた林分別作成の有効性を検証した。
著者氏名 ○鳩村蒼大1 ・ 齋藤仁志2 ・ 當山啓介2 ・ 渡部優3
著者所属 1岩手大学大学院総合科学研究科 ・ 2岩手大学農学部 ・ 3三重大学大学院生物資源学研究科
キーワード カラマツ, 造材記録, 相対幹曲線式, ハーベスタ
Key word Larix kaempferi, logging records, relative stem curve equation, harvester