第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

利用部門[Forest Engineering]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PK-11
発表題目 伐倒作業におけるシン・ラプトル・の適応性ー樹種・樹形に応じた操作性評価
Applicability of “Shinraptor II" in tree felling: Operational performance by tree species and form
所属 日本大学
要旨本文  本研究は、林業作業の中でも労働災害発生率が高い伐倒作業を対象に、林業機械シン・ラプトル・の適応性を、樹種および樹形の違いに着目して評価することを目的とした。シン・ラプトル・(全長3,960 mm、機体重量4,800 kg)は、伐木作業の機械化および無人化を目的として開発され、ラジコンによる遠隔操縦が可能で、安全性向上と作業効率の改善を重視した設計となっている。下り傾斜45度、上り傾斜30度までの傾斜地での伐倒が可能である。本研究では一般的な針葉樹人工林での伐木ではなく、都市開発、道路整備等に伴う都市域での多様な樹種の伐木作業を想定し、安全性、作業確実性、周辺環境への影響低減の観点から検討を行った。手法として、異なる樹種・樹形の樹木を対象に、従来のチェーンソーによる伐倒作業とシン・ラプトル・による伐倒作業を実施し、工程別作業時間および伐倒時間を比較した。その結果、シン・ラプトル・は、伐採作業にかかる時間を短縮するほか、伐倒方向や伐倒速度が制御でき、作業の安全性向上に寄与する可能性が示された。今後はサンプル数を増やし、多様な樹種や立地条件に応じた実用化に向けた検討が必要である。
著者氏名 ○武田元気 ・ 園原和夏 ・ 杉浦克明
著者所属 日本大学生物資源科学部
キーワード 伐倒作業車, シン・ラプトル・, 操作性
Key word Felling machine, Shinraptor II, Operational performance