第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

利用部門[Forest Engineering]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PK-1
発表題目 3DGSを活用した森林デジタルツイン構築への展望
Prospects for Building Forest Digital Twins Using 3D Gaussian Splatting
所属 京都大学
要旨本文 森林資源の持続的な利用と生態系の保全が求められる中,森林構造や樹木形状を三次元で把握する技術の重要性が高い。従来,SfMなどで構築された3Dモデルは,樹高や胸高直径の計測,樹形や森林の複雑性評価に活用されてきた。一方,樹洞や腐朽による空隙部では点が生成されにくく欠損として表現されるため,樹幹形状の把握や腐朽・樹洞等の検知への利用が難しいという課題があった。そこで本研究では,空隙も表現可能な三次元表現手法である3D Gaussian Splatting(3DGS)を用い,広葉樹のセグメンテーションを試みた。汎用的なセグメンテーション手法SAM3(Meta,2025)と,3DGSとマスク画像を統合する汎用モデルGaga(Weijieら,2024)を用いて樹木領域のマスク画像と森林内の3Dモデルを作成し,両者を統合することで樹木の三次元セグメンテーションを行った。また,3DGSは点群ではなく楕円体(ガウシアン)でモデル化し,RGB,不透明度,サイズ,姿勢などの属性を保持する。これにより点群に比べて物体の抽出・識別が容易となる可能性があることから,森林構造のシミュレーションやデジタルツインへの応用可能性の検討を行った。
著者氏名 ○坪田和也1 ・ 長谷川尚史2
著者所属 1京都大学大学院農学研究科 ・ 2京都大学フィールド科学教育研究センター
キーワード 3次元ガウシアンスプラッティング, SfM, セマンティックセグメンテーション, 森林施業, エコシステムマネジメント
Key word 3D Gussian Splatting, Structure from Motion, Semantic Segmentation, forest management, Ecosystem Management