第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PJ-61 |
| 発表題目 | カラマツ人工林における樹幹近傍雨が樹冠遮断量の算出に与える影響 Effect of throughfall in the near-trunk zone on estimating canopy interception in larch plantation |
| 所属 | 東京農業大学 |
| 要旨本文 | 森林における樹冠遮断量は降水量に対して10~50%を占めており,水資源の管理という観点から,樹冠遮断量の正確な定量は重要な課題である.樹冠遮断の構成要素である樹冠通過雨は空間的ばらつきが大きいことが知られており,さらに近年,樹種によっては樹幹近傍において多量の雨水が通過(以下,樹幹近傍雨)していることが報告されている.そこで本研究では岩手県八幡平市にある14年生のカラマツ人工林を対象として,40個の貯留ボトルを用いた樹冠通過雨の観測と20本の個体を対象とした樹幹流下量の観測,そしてその内の6本を対象とした樹幹近傍雨の観測を行うことで,樹幹近傍雨を考慮した樹冠遮断量を算出した.樹幹近傍雨の観測は,地表から高さ1.5 mの幹周囲に幅6 cmのアルミダクトを巻き付け,さらにその外周に2周りさせることで行った.観測の結果,最も内側の樹幹近傍雨は貯留ボトルによって観測した樹冠通過雨量と同等であったが,それよりも外側の樹幹近傍雨は少なかった。これらを考慮して樹冠遮断量を算出した結果,考慮しなかった場合に比べてほぼ同等か,わずかに増加した. |
| 著者氏名 | ○佐藤貴紀1 ・ 掘悠生1 ・ 太田原芽久美2 ・ _山遼太郎1 ・ 橘隆一1 |
| 著者所属 | 1東京農業大学地域環境科学部 ・ 2東京農業大学大学院地域環境科学研究科 |
| キーワード | 樹冠遮断, 樹冠通過雨, カラマツ, 空間分布, 樹幹近傍雨 |
| Key word | canopy interception, throughfall, larch plantation, spatial variation, near-trunk zone |