第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
| 開始時刻 | ポスター発表 |
|---|---|
| 講演番号 | PJ-49 |
| 発表題目 | スギ立木の流木捕捉効果を検討する模型実験 Flume experiments on effects of Japanese cedar trees on woody-debris trap |
| 所属 | (国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 |
| 要旨本文 | 流木混じりの土石流をスギ林が捕捉して下流域の被害を軽減する効果を調べるために,水路模型を用いた実験(縮尺は1/20)を実施した。川砂を洗って粒度調整した後、水で飽和させた供試体を流下させ,流走域を移動中に計32本の流木を与えることにより,流木混じりの土石流を発生させた。下流の堆積域(10度から15度)には,現地斜面で実際にスギが発揮した転倒抵抗モーメントを基に、所定の転倒抵抗モーメントを有したスギ立木を所定の本数密度で与えておき,流木混じりの土石流がこの部分を通過する際に生じる相互作用を調べた。 堆積域の土石流流路沿いの立木について、伐採ありと伐採なし(1列伐採、3列伐採)の条件で実験を繰り返した。その結果、立木の伐採がない場合は、一部の立木は流木化するものの、流木の目詰まりが促進されて崩土の流下も抑制される結果が得られた。他方、流路沿いの立木が伐採されると流木の目詰まりの発生が抑制されて、従って流木を含む土砂の流下距離が増大する結果が示された。 |
| 著者氏名 | ○岡田康彦 |
| 著者所属 | 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林防災研究領域 |
| キーワード | 流木, スギ, 模型実験 |
| Key word | driftwood, Japanese cedar, flume experiments |