第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PJ-47 |
| 発表題目 | 崩壊斜面における土壌侵食強度と植生回復 Surface erosion intensity and vegetation recovery after landslide |
| 所属 | 北海道大学 |
| 要旨本文 | 気候変動等による斜面崩壊の増加およびその後の回復力(レジリエンス)の変化は、今後の森林を考える上で重要である。崩壊地では、植物・土壌の消失による降雨の遮断・浸透能の低下などが土壌侵食・流出を促進し、植物種の定着および土壌形成を制限する。したがって、斜面崩壊後のレジリエンスを理解するためには、表層の土壌侵食に対する植物-土壌の相互作用の回復プロセスを明らかにすることが必要である。本研究では、試験的に土壌層(A層)を除去した斜面において、新規に定着した植物種の分布に対する侵食強度や土壌条件の影響を明らかにすることを目的とした。北海道大学天塩研究林に造成された3つの30m×30mの崩壊斜面を2m×2mの区画に分割し、造成後2年が経過した植物の生育状況、物理的・化学的土壌条件、侵食強度を調査した。また、崩壊斜面にはリルが形成されており、斜面内におけるリルネットワークの分布とこれらとの対応を検討した。これらから崩壊地におけるその後の土壌侵食を考慮した植生回復の初期条件を検討した結果を報告し、植物-土壌相互作用による斜面崩壊後のレジリエンスについて議論する。 |
| 著者氏名 | ○大平充1 ・ 小林真2 |
| 著者所属 | 1北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 天塩研究林 ・ 2北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 雨龍研究林 |
| キーワード | 表層侵食, リルネットワーク, 実生, 微地形 |
| Key word | surface erosion, rill network, seedling, micro-topography |