第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PJ-44 |
| 発表題目 | 大船渡市八ヶ森における林野火災後の土壌中重金属類の化学形態 Chemical Forms of Heavy Metals in Soil Following Forest Fires in Hachigamori, Ofunato City |
| 所属 | 筑波大学 |
| 要旨本文 | 林野火災により、土壌中の重金属等の化学形態が熱と酸化還元・pHの変化により影響を受けることが考えられる。そこで、本調査では林野火災の被害が最も甚大であった大船渡市八ヶ森のスギ・アカマツ林において土壌断面調査と逐次抽出による形態別重金属濃度および渓流水の水質測定を行い、その特性を明らかにすることを目的とした。調査地点のスギ、アカマツは樹幹まで完全に焼失しており、アカマツのリターは一部原形を残していたものの、スギのリターはほぼ全て失われていた。そのリターや枝葉・樹皮の炭は表層1-2 cmの深さまでよく混入しており、土色の変化も認められた。一方、5月時点で灰は倒木の影や根本の空洞部分にわずかに残っているのみで、約3ヶ月の間に溶脱あるいは侵食されたと考えられた。pH(H2O)はA2層では5.35であったがA1層で7.52と高く、灰による中和の影響が認められた。7月から11月にかけて月1回採取した渓流水の水質は、総イオン濃度が約3 mmol(c)/Lとほとんど時間変化は見られなかったものの、溶存有機炭素濃度は夏から冬になるにつれて減少した。大会では、重金属についても合わせて報告する。 |
| 著者氏名 | ○高橋純子 ・ 五十嵐康記 ・ 恩田裕一 |
| 著者所属 | 筑波大学生命環境系 |
| キーワード | 林野火災, 重金属, 撥水性 |
| Key word | Forest fire, Heavy metal, Water repellency |