第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PJ-33 |
| 発表題目 | 2024年7月山形県豪雨災害で発生した規模の大きな土砂災害の発生要因の推察 Inference of causal factors for large-scale landslides in Yamagata Prefecture caused by the July 2024 heavy rainfall. |
| 所属 | 東北農林専門職大学 |
| 要旨本文 | 2024年7月24~27日の豪雨により、山形県では土砂災害が多数発生した。山形県は被害が大きかった庄内地域の荒瀬川流域で870カ所の崩壊を調査し、約90%が小規模な表層崩壊であったと報告した。つまりこの豪雨は、深いすべり面を有する規模の大きな崩壊の誘因になるには、総雨量がやや少なかったといえる。いっぽう、同流域を調査した砂防学会東北支部緊急調査団によると、比較的規模の大きな崩壊では、リニアメントが地下水流流出経路の不連続面として働き地下水位の上昇を招いたことが、崩壊発生に関与した可能性があると推察した。今回、リニアメントと地下水位の関係を明らかにするため、最上地域において断層と思われる直線状の深い谷に隣接して同豪雨により発生した地すべり直上で、電気探査を実施した。その結果、この断層谷の屈曲部の標高で地下深部へ漏水するように地下水位が低下していた。このことは、リニアメント周辺に流出経路の不連続面が存在している証拠といえるが、予想に反して地下水位の上昇ではなく低下であった。このような現象の意味を今後明らかにすることは、規模の大きな崩壊の発生位置を規制する要因の解明に役立つと思われる。 |
| 著者氏名 | ○小山敢1 ・ 上野満1 ・ 河合隆行2 ・ 古宇田勉3 |
| 著者所属 | 1東北農林専門職大学農林業経営学部 ・ 2秋田大学国際資源学部 ・ 3国土防災技術株式会社山形支店 |
| キーワード | 豪雨災害, 地すべり, 断層帯, リニアメント |
| Key word | heavy rainfall desaster, landslide, fault zone, lineament |