第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]

日付 2026年3月17日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PJ-27
発表題目 奥多摩演習林狩倉沢流域における地表面地形と基岩地形の比較
Comparison of Surface Topography and Bedrock Topography in the Karakura River Watershed, Okutama Experimental Forest
所属 東京農業大学院
要旨本文 流域の水収支や水の挙動を正確に理解するには、流域の基岩地形を正確に把握する必要がある。基岩面と地表面の集水域が異なる流域では、流域を跨いで地下水の流入が起こり、水収支の不一致が報告されている。東京農業大学奥多摩演習林内の狩倉沢流域においても流出率が約25%と、蒸発散量を加味しても流出率が小さいことが報告された。そこで本研究では、狩倉沢流域において地表面地形図と基岩面地形図を作成し、両方を比較した。さらに作成した両地形図から流出経路を可視化した。地表面地形図の作成は東京都の0.25 m格子DEMデータを使用し、基岩面地形図の作成は簡易貫入試験によって得られた土層厚データを使用した。流出経路の可視化は、ArcGISの水文解析ツールを用いて行った。その結果、流域末端部の量水堰周辺において地表面と基岩面の流域面積や形状に大きな差は見られなかった。一方、基岩上の流出経路は地表面に比べて量水堰南東側へ流れる傾向を示した。また、量水堰南東側には帯水層と考えられる領域が確認され、地下水が集中的に流出している可能性が示唆された。
著者氏名 ○日_太一2 ・ 佐藤貴紀1 ・ 橘隆一1
著者所属 1東京農業大学地域環境科学部 ・ 2東京農業大学院地域環境研究科
キーワード 基岩地形, クリギング, ArcGIS, 水文解析
Key word Bedrock topography, kriging, ArcGIS, Hydrological Analysis