第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PJ-2 |
| 発表題目 | オフロードバイクの走行が森林土壌に与える影響 The impact of off-road motorcycle riding on forest soil |
| 所属 | 九州大学 |
| 要旨本文 | 近年、アドベンチャーツーリズムの流行によって山林でのオフロードバイク走行が増加している。オフロードバイクの走行は、駆動輪による土壌の剥離と圧密を促し、走行面に轍を形成させる。轍は表面流による浸食を介してリル・ガリに発達する。しかし、森林タイプによって、走行後の轍の発達が異なるのかは、十分に解明されていない。本研究では、ヒノキ人工林と常緑広葉樹林を対象に、バイク走行後の轍の発達に伴う土砂移動の発生過程を明らかにすることを目指した。各林分でバイクの走行試験(走行回数0・10・30往復の3段階)を行い、試験前後の地表面高と土壌特性等の変化量を測定した。バイク走行後、走行回数に応じて地表面高の低下や土砂流出があり、それらはヒノキ林で大きかった。土壌の浸入速度は広葉樹林よりヒノキ林で低かったが、両林分とも走行前後で変化しなかった。以上より、轍の発達は、降雨時に轍の内外に関わらず表面流が発生し、表面流が轍へ流入することによって発達が促進されていることが示唆された。また、この轍の発達は、浸入速度が総じて低いヒノキ林でより顕著に発生することが明らかになった。 |
| 著者氏名 | ○山下暖輝1,3 ・ 久米朋宣2,3 ・ 阿部隼人2,3 ・ Park, Ji Hyeok2,3 ・ 中村琢磨3 |
| 著者所属 | 1九州大学農学部 ・ 2九州大学大学院農学研究院 ・ 3九州大学農学部附属福岡演習林 |
| キーワード | 土壌侵食, オフロードバイク, 森林構造 |
| Key word | soil erosion, off-road motorcycle, forest structure |