第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
防災・水文部門[Forest Disaster Prevention and Hydrology]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PJ-14 |
| 発表題目 | 斜面に生育するヒノキを対象とした、根系分布と土壌透水性との関係 Relationship between Root Distribution and Soil Permeability in Japanese Cypress Trees Glowing on Slopes |
| 所属 | 東京農業大学 |
| 要旨本文 | 斜面に到達した降雨は土壌に浸透した後、土壌の透水性に従って移動する。透水性の高い飽和土壌による飽和側方流や中間流(パイプ流などの)速い水の流れは、土壌中の雨水を効率よく排水するとされているため(谷,1987)、斜面崩壊の発生予測には、斜面における土壌透水性を定量的に評価することが重要である。特に近年、斜面林において雨水が樹木根系周辺を集中的に浸透し、その周辺では透水性が高い可能性が指摘されている(Liang,2011)が、樹木根系周辺における土壌透水性を詳細に調査した例は少ない(岩尾,2025)。 そこで本研究では、東京農業大学奥多摩演習林内の50年生ヒノキ人工林において同一斜面上に生育する2個体を対象とし、その周辺の土壌透水性と根系分布との関係を定量的に明らかにした。土壌透水性は、対象木を中心とした5m×5mのプロット内89地点で、ゲルフパーミアメータ法(正岡ら,2023)により飽和透水係数を測定した。その後の掘り取り調査では、斜面上下方向と2つの等高線方向の4エリアに区分して水平根数と直径を測定し、材積を算出した。その結果、水平根数の多いエリアでは、土壌透水性も他エリアより高い値を示す対応関係が示唆された。 |
| 著者氏名 | ○西森誠晃1 ・ 佐藤貴紀1 ・ 岩尾健司2 ・ 正岡直也2 ・ 橘隆一1 |
| 著者所属 | 1東京農業大学地域環境科学部 ・ 2京都大学大学院農学研究科 |
| キーワード | GP法, 土壌透水性, ヒノキ, 樹木根系, 土砂災害 |
| Key word | Guelph Permeameter method, Soil Water Permeability, Japanese Cypress, Tree Root Systems, Landslide disasters |