第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
立地部門[Forest Environment]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PI-15 |
| 発表題目 | ササ地土壌中植物ケイ酸体の土壌粒径分布への寄与とその評価手法の提案 Evaluation method for the contribution of phytoliths in soils to soil particle-size distribution under Sasa communities |
| 所属 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
| 要旨本文 | ササ類などのケイ酸集積植物は、植物体内で植物ケイ酸体(プラント・オパール:以下、PO)とよばれる生体鉱物を生成する。POは様々な粒径をもつ粒子であり、土壌に供給されると土壌の粒径分布を変化させる可能性が考えらえる。本研究では、ササ地の表層土壌を土壌粒径区分に従って粒径分画し、粒径ごとのPO含有率(PO寄与率)を求めることによって、POの土壌粒径分布への影響を評価することを目的とした。北海道札幌市定山渓のチシマザサ節からなるササ群落で採取された表層土壌(深さ0~5 cm)をUSDA法に基づく粒径区分に従って粒径分画し、そのうちの4画分(細砂:100~250 _m、微砂:50~100 _m、粗シルト:20~50 _m、細シルト:2~20 _m)について比重2.30の重液で比重分画することで、ほぼPOからなる粒子を単離した。さらに、偏光顕微鏡を用いてPOの粒数率または面積比率を求めて重量補正を行った。PO寄与率は、各画分の土壌粒子重量に占めるPO重量(補正済み)の割合として算出した。その結果、PO寄与率が粗シルトで27%、細シルトで19%を超える地点が認められ、少なからずPOが土壌粒径分布に影響を及ぼしていることが示された。 |
| 著者氏名 | ○梅村光俊1 ・ 岡本透2 ・ 鳥居厚志3 |
| 著者所属 | 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所北海道支所 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所立地環境研究領域 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所関西支所 |
| キーワード | プラント・オパール, 生体鉱物, 土壌粒径区分 |
| Key word | plant opal, biogenic minerals, soil separates |