第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
立地部門[Forest Environment]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PI-12 |
| 発表題目 | 噴火年代が異なる火山島の土壌特性の比較 Comparison of Soil Characteristics on Volcanic Islands with Different Eruption Ages |
| 所属 | 筑波大学 |
| 要旨本文 | 三宅島では2000年に噴火が起こり、火山灰が厚く堆積した雄山山頂周辺 の生態系は破壊され、植生遷移が進行している。一方、三宅島と近接している御蔵島では、最後の噴火は数千年前であり、極相林が広がっている。この2つの異なる噴火年代の火山島を比較することで、生態系が年代によって変化していく過程を観察することができる。そこで本研究では、異なる噴火年代の三宅島と御蔵島の土壌を比較し、噴火直後からの長期スケールにおける土壌特性の経年変化の解明を目的とした。結果から、噴火から長期間経過している御蔵島の土壌断面ではB層が観察されたが、三宅島の2000年噴火火山灰堆積地点の土壌断面ではB層が認められなかった。全窒素量、有機炭素量は、御蔵島と比較し三宅島の土壌で低い値を示した。また、可給態リン酸は、三宅島の2000年噴火火山灰堆積地点では下層部まで分布したが、三宅島の2000年噴火の影響が少なかった地点と御蔵島の下層土ではほとんど存在していなかった。O層を除いた表層0-5cmの可給態リン酸は、御蔵島より三宅島で高い値を示した。以上により、生態系の発達段階によって土壌特性が異なることが示された。 |
| 著者氏名 | ○木村瞳1 ・ 浅野眞希2 ・ 上條隆志2 |
| 著者所属 | 1筑波大学生物資源学類 ・ 2筑波大学生命環境系 |
| キーワード | 土壌, 火山, リン |
| Key word | Soil, Volcano, Phosphorus |