第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
生理部門[Tree Physiology]
| 日付 | 2026年3月17日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PG-5 |
| 発表題目 | 光環境に応答した個葉レベルでの葉構造変化の三次元解析 Three-dimensional analysis of leaf anatomical changes in response to light conditions |
| 所属 | 九州大学大学院 |
| 要旨本文 | 植物にとって光は、光合成のエネルギー源として不可欠である一方で、過剰な光は有害となる。林内に生育する木本植物の最外層の葉は、上層植生による遮光と、サンフレックの断続的な入射により、光強度が大きく変動する環境(変動光環境)に曝される。一方、同一個体であっても内層の葉は、恒常的に限られた光しか到達しない微弱光環境に曝される。これまで、強光・弱光・変動光条件に対して個葉レベルで葉構造が大きく変化し、光環境に適応することが示されてきた。しかしながら、微弱光条件に対する葉構造の変化は不明である。本研究では、ムラサキシキブ(Callicarpa japonica)の同一個体における異なる光環境で展開した葉を対象に、葉構造の三次元比較解析を行った。マイクロX線CTの撮影条件を最適化することで、従来法と比較して約1000倍の高解像度で、非破壊的に葉内部組織を三次元可視化する手法を確立し、機械学習(AI)による組織セグメンテーションを適用することで、組織ごとの立体再構築を実現した。本発表では、最外層の葉との対比から、微弱光環境に適応した葉にみられる構造変化とその生理学的意義について紹介する。 |
| 著者氏名 | ○石橋正光1 ・ _橋大樹2 ・ 後藤栄治2 |
| 著者所属 | 1九州大学大学院生物資源環境科学府 ・ 2九州大学大学院農学研究院 |
| キーワード | 葉構造, 光応答, X線CTスキャン |
| Key word | leaf anatomy, light response, X-ray CT scan |