第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
生理部門[Tree Physiology]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | ポスター発表 |
| 会場名 | 多目的ホール |
| 講演番号 | PG-17 |
| 発表題目 | モデル再現における光合成データの賞味期限 Best before when? for leaf ecophysiological data for gas exchange simulations |
| 所属 | 琉球大学 |
| 要旨本文 | 個葉スケールの光合成データは、葉の生理特性の季節変化や種間差を明らかとし、より大きな時間・空間スケールでの森林の挙動を理解し予測する上で有益な情報である。計測に時間がかかり、また計測者が立ち会う必要があることから、特に遠隔地の場合では頻繁な計測が難しく、また複数年に渡って繰り返した計測例は限られている。こうした計測で判明した種特異的な環境応答は、計測年・時期の環境条件に限られた現象である可能性もあり、他の年には検出されないかもしれない。その場合、計測時とは異なる年、また地点の生態系現象について、大きく異なる推定をしてしまう可能性がある。本研究では、そうした可能性の検証例として、真冬に光合成能力が大きく低下するアラカシとしないシロダモを対象に、計測の14年後の蒸散速度をモデル推定し、実測値と経時パターンを比較した。シロダモと比べてアラカシでは真冬に蒸散速度が低くなったが、秋以降の低下は光合成能力の低下がない場合の推定値と同様の傾向を示した。シロダモでは、秋以降の低下は推定値の傾向よりも緩やかであり、過去のデータを用いた城さんの推定は定性的に問題を持つことが明らかとなった。 |
| 著者氏名 | ○宮沢良行1 ・ 作田耕太郎2 ・ 安彦友美2 |
| 著者所属 | 1琉球大学大学院農学研究科 ・ 2九州大学農学部 |
| キーワード | 光合成, 蒸散, 蒸散流, モデル |
| Key word | photosynthesis, Transpiration, ssap flow, model |