第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

生理部門[Tree Physiology]

日付 2026年3月18日
開始時刻 ポスター発表
会場名 多目的ホール
講演番号 PG-16
発表題目 湛水に対するShorea laevis実生の光合成の初期応答
Early responses of photosynthesis in Shorea laevis seedlings to flooding
所属 東京大学
要旨本文 熱帯林が重要であることに対する認識がますます高まっているにもかかわらず、依然として熱帯林の劣化・減少が続いている。残存する熱帯林を保全する、あるいは荒廃地に熱帯林を再生する上で、対象とする樹種の環境ストレスに対する応答性に関する理解が欠かせない。東南アジアの残存熱帯林の保全と修復に関するインドネシア国東カリマンタン州における事例研究として、フタバガキ科のShorea laevisを対象に、環境ストレスに対する応答性と残存林の遺伝的特徴を明らかにしながら、地域住民の森林資源利用実態を踏まえた上で、保全と修復の指針を提案する研究プロジェクトを開始した。東カリマンタン州が位置するボルネオ島では、降雨の強度や頻度の高さ、地形や土壌の透水性の悪さなどにより、土壌が湛水することがままあるが、湛水ストレスに対するフタバガキ科樹木の応答性に関する知見は非常に限られており、Shorea laevisに関しては報告がない。本種とShorea balangeran、Shorea leprosula、Dryobalanops lanceolataのポット苗木について、湛水ストレスに対する光合成の初期応答を報告する。
著者氏名 ○則定真利子1 ・ Sukartiningsih, *2 ・ 小島克己1
著者所属 1東京大学大学院農学生命科学研究科附属アジア生物資源環境研究センター ・ 2ムラワルマン大学
キーワード 根圏低酸素ストレス, 気孔コンダクタンス, 葉のクロロフィル濃度, 成長, 環境造林
Key word rhizospheric hypoxia stress, stomatal conductance, leaf chlorophyll content, growth, environmental reforestation